ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ第3戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第3戦に「1番・DH」で先発出場した。26日(同27日)の第2戦で走塁中に左肩を負傷。亜脱臼と判明したが、状態を確認したうえでの強行出場となった。シリーズの合間に行われた同僚の誕生日会では、なんと全額を“奢った”事実も判明。「ショウヘイが払いたがったんだよ」と当時を振り返っている。

 まさに太っ腹だった。米専門局「MLBネットワーク」の番組「インテンショナル・トーク」公式Xは、番組にジャック・フラハティ投手が出演した動画を公開。MCから「数週間前にテオスカー・ヘルナンデス、ギャビン・ストーンとともに自身の誕生日を祝ったそうね。エバン・フィリップスに聞いたのだけど、夕食に出かけてショウヘイが会計したとか。詳細を教えて」と問われると、笑いながらこう答えた。

「会計できる選手は何人もいたけど、ショウヘイが払いたがったんだよ」

 大谷が“奢った”事実にMCも「誕生日なら会計しなくていいのがほぼ確定しているのが良いよね。ワインリストが来たら『もう一杯お願い』みたいにね」と笑いながら話すと、フラハティも「一番高いワインを頼めるくらいなら良かったけど、それは他の選手に任せたよ。家族ももちろん大切だけど、チームメートたちと一緒に食事に行くのは良いね」と語った。

 大谷は昨オフに10年総額7億ドル(約1014億円=当時)という世界のプロスポーツ史上最大の契約でドジャース入り。米国の経済誌「フォーブス」は5月、大谷がスポンサーなどから得る“副収入”は本業の約2.3倍となる6000万ドル(約93億3800万円=当時)に達すると伝えていた。気の置けない仲間たちと臨む初のポストシーズンで、気前よく振る舞ったようだ。

(THE ANSWER編集部)