【DeNA】日本シリーズ初白星へ向け三浦監督 先制点が「ずっとポイント」
7年ぶりに出場した日本シリーズ第1戦は黒星となった横浜DeNA。だが九回に3点を奪う反撃を見せた選手たちは、第2戦が行われる27日の試合前練習で明るい表情で汗を流した。三浦監督は同シリーズ初白星へ、先制点を奪うことが鍵になると強調した。
第2戦に先発する6年目の大貫は過去ソフトバンク戦に登板していない。17日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは七回途中1失点と快投しており、状態は良好だ。指揮官は「大貫の良さを出してくれればいい」と期待を寄せた。
相手先発のモイネロは今季パ・リーグで11勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルを獲得した難敵。今季の交流戦で対戦し、8回1失点とオースティンのソロ本塁打だけに封じられた。「カーブはもちろん(良いし)、真っすぐもスピードガン以上に速く感じる。大量点を奪うことは難しいけれど、うちの良さを出せるようにしていきたい」と少ない隙を突きたい。
鍵になるのは「ずっとポイント」と強調する先制点。「先に点を取るのは短期決戦では特に大事。例え取られても最少失点で」と投手陣の奮起も求めた。