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 元TOKIO長瀬智也(45)が20日、俳優・西田敏行さん(享年76)の訃報を受け、自身のSNSを通じて追悼した。

 長瀬は「#表現者 #西田敏行 #愛してます #ありがとうございました #以上」とハッシュタグを添え、西田さんとの2ショット2枚をアップ。1枚目はおそろいの黒のマスクをしサムズアップしている2人。2枚目は、プロレスマスクをかぶった長瀬と笑顔の西田さんとの写真を投稿。21年のTBSドラマ「俺の家の話」のオフショットとみられる。

 長瀬は宮藤官九郎氏の脚本で、5年放送の同局「タイガー&ドラゴン」で西田さんと共演。続く10年に同局「うぬぼれ刑事」で親子役で再び共演すると、21年には「俺の家の話」で10年ぶりとなる親子役を熱演した。

 ネット上では「代表作品は数あるけど、長瀬智也との掛け合いが好きでした」「長瀬智也さんとの演技が絶妙で好きだったな… ご冥福をお祈り申し上げます」「西田敏行長瀬智也が親子役をやるドラマをさ、あと5本は見たかったんだよ」など再共演を待ち望んでいたファンから悲痛の声が集まっている。

 西田さんは1947年(昭22)11月4日、福島県出身。67年にTBSドラマ「渥美清の泣いてたまるか」でデビュー。70年に青年座に入団し「情痴」で初舞台を踏んだ。76年にレギュラー出演した「いごこち満点」と「三男三女婿一匹」(ともにTBS)で注目され、人気に。

 映画「釣りバカ日誌」シリーズは88〜09年まで22作に主演。歌手として、1981年4月に発売した「もしもピアノが弾けたなら」は大ヒットするなどし、NHK紅白歌合戦に4回出場した。

 バラエティー番組では2001年から朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」の2代目局長に起用。2019年11月22日放送分まで、約19年間にわたりレギュラー出演した。