精神科医Tomyがうつ病の過去を告白「小さな幸せが救いだった」

精神科医で作家のTomy氏が、自身のYouTubeチャンネルで「精神科医Tomyが自分のうつ病を語る」と題して、過去にうつ病で苦しんだ経験を語った。Tomy氏は、パートナーの死去や仕事の忙しさが重なり、一段落したところでうつ病を発症したという。特に「毎日夜を迎えるのが怖い」「朝起きた瞬間にも泣きたくなる」といった精神状態が続き、仕事を続けるのも困難だった時期を振り返った。

Tomy氏は、医者として「時間が経てば大体良くなる」と信じつつも焦らず日々を過ごすことを選んだ。その際、「今日一日を無駄にしない」という心得が救いになったと語る。うつ病特有の午前中の辛さに対しても、「午後になって少しでも楽になったらそれを喜びとして受け入れる」ことで、徐々に回復を感じたという。

また、Tomy氏は「小さな幸せを拾うことができる」ことの重要性にも触れ、「天気が良いだけでもその日は幸せだった」と主観的な幸福感を認識することが大切だと強調した。これらの考え方が辛い時期を乗り越えるための支えとなったと述べ、視聴者に向けて自身の経験をシェアした。

動画の締めくくりでは、「この方法で辛い時期を乗り越えてください」と励まし、視聴者に親しみを込めてメッセージを送った。