気象予報士が注目！異常高温で台風の北上リスクが高まる10月末

「【台風】No.2 複数のアンサンブルメンバーが熱低北上予測 海外モデルの予測も揃い気味 気象予報士解説 (2024年10月17日夜配信)」と題した動画で、気象予報士の松浦悠真氏が台風についての最新予測を共有した。松浦氏は10月下旬にも関わらず、「異常高温の影響で、季節の進行が遅く台風が北上しやすい状況が続いている」と述べ、注意を呼びかけた。

松浦氏によると、日本および海外の天気モデルが、10月下旬に熱帯低気圧が発生する可能性を示している。特に「フィリピン周辺での熱帯帯流活動が活発で、台風の卵が発生しやすい状況が続いている」という。さらに、「実際に発生した場合には、特に日本近海の海面水温が高いため、危険な台風として北上する可能性がある」と発言。台風が接近する場合の影響の大きさに警鐘を鳴らした。

続けて松浦氏は、複数の天気モデルを紹介し、「もし台風がこのまま日本に接近するとなれば、特別警報級の影響を及ぼす可能性があり、非常に危険」と、さらなる注意が必要であることを強調した。「異常高温により季節進行が遅れているため、台風シーズンも長引く可能性が高い」との見解も示した。

動画の締めくくりでは、新たに発生する熱帯低気圧について「発達しながら日本に接近する可能性が高い」とし、「被害を及ぼす可能性があるため細心の注意を」と再度呼びかけ。視聴者に向けて、詳しい解説動画を引き続き提供していく予定であることを伝えた。