ベンチの新庄剛志監督

写真拡大

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 ロッテ2―0日本ハム(12日・エスコンF)

 第1ステージ(S)が12日、エスコンで開幕。2位の日本ハムは3位のロッテに完封負けし、最終S進出に王手をかけられた。先発の加藤貴之投手(32)は7回途中8安打2失点と粘投するもソロ2発に泣き、打線は佐々木朗希投手(22)の前に沈黙。2戦先勝方式の第1S。第2戦は金村尚真投手(24)が先発マウンドに上がる。

***

【新庄監督に聞く】

 ―加藤貴は責められない

 「もう全然全然」

 ―第2戦先発の金村は相性や実績を考えて

 「そうね。あとは今後の彼の野球人生のプラス材料になる。代えどき、山崎福也くんを中に入れるんで」

 ―初回の盗塁失敗は送球がよかった

 「よかったですね。もうあのカウントはフォークなんで、ワンバン気味のボールがいってくれるという判断。そこまでいかなかったね。スタートも悪くなかったし、佐藤くんもボールがよかった。なかなかヒットは続くこともないと思ったし」

 ―5回1死三塁のピンチでは、加藤貴がスクイズをワンバウンド投球で阻止

 「うまかったね。投げる瞬間に構えたんでワンバン投げにいったっていう感じには見えました。あそこでスクイズいきなりくるとは思わなかったんで(笑い)、加藤くんがうまかったです」

 ―負けたら終わりの一戦。心構えは

 「自分が自分がって思わずに、そうなるとボール球に手を出して裏目になるんで。ピッチャーはバックを信じて思い切っていってもらえたら。あとはもう、結果がどうなるかは終わってみないと分からないんで」