自らのコンディションについて語った久保。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 日本代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第3節で、サウジアラビアと敵地ジッダで対戦する。

 その前日に囲み取材に応じたMFの久保建英(レアル・ソシエダ)は、6日夜のアトレティコ・マドリー戦から移動を含めて中3日という過密スケジュールになるなか、「僕自身のコンディションは今、一番いいんじゃないですか。めちゃくちゃ調子はいいです」とコメント。コンディションに不安はないと強調した。

 4−3−3の右ウイングでフル出場したそのアトレティコ戦では、厳しいマークを受けながらも、切れ味鋭い仕掛けで右サイドを再三突破。言葉通り、状態の良さを窺わせた。
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 チームはここまで2勝3分け4敗と絶不調で、まさかの15位に沈んでいる。それでも、「めちゃくちゃ調子はいい」と言えるのは、それだけ自身のプレーに手ごたえを感じているからだろう。

 実際、その2勝をもたらすゴールを決めているのはこの日本代表MFで、孤軍奮闘する試合も少なくない。

「個人的には満員でアウェーの方がいいプレーしがちなので、そっちの方が僕的にはいい」と語ったサウジ戦での活躍にも期待が懸かる。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)