今、内藤剛志が改めて問う「ハリケーン」と「台風」「サイクロン」の違いとは？
野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」（文化放送・毎週金曜9時～13時）。10月10日（木）の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、パートナーで俳優の内藤剛志と、今アメリカを襲っているハリケーンのニュースについて語り合った。
野村邦丸アナ「今日気になったニュースは、こちら。
アメリカのハリケーンセンターは9日、大型のハリケーン『ミルトン』が強い勢力を保ったまま、この日のうちにもフロリダ州に上陸するとの予報を発表しました（日本時間の10日午前に上陸）。フロリダ州は先月下旬にもハリケーン『ヘリーン』の直撃を受けたばかり。フロリダ州内の15の自治体が、避難命令を出したということです。バイデン大統領は『生死に関わる』として住民らに警戒を呼びかけました。
バイデン大統領は、本当はドイツに行ってウクライナ問題などをゼレンスキー大統領と話し合う予定でしたが、それをキャンセルして、今回はこのハリケーンに備えるということですが……」
内藤剛志「ハリケーンと台風（※タイフーンともいう）はどう違うのか……本番前にも話題になっていました」
邦丸「今ね、スタッフがにわかに調べてくれました。台風とハリケーンとサイクロンの違いは何か。台風は、東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速がおよそ17m以上になったものを指すと。
ハリケーンは、北大西洋・カリブ海・メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速がおよそ33m以上になったものを指します。
サイクロンは、内藤さんもちょくちょく行っているベンガル湾や、アラビア海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速がおよそ17m以上になったものを指すということです。色々違いはあるんですが、台風もハリケーンもサイクロンも、それぞれの地域に存在する熱帯低気圧を強さによって分類している用語のひとつと。以上です」
内藤「よくわからなかったです（笑）」
邦丸「私も読みながらよくわかってないです」
内藤「ハリケーンが33m以上ってことなので、一番強い感じがするんですが」
邦丸「いずれにしましても日本でも台風の被害は年々酷いことになっていますが、一方でハリケーンも年々酷くなっているらしいです」
内藤「超大型っていうイメージがまずありますね。映像を見るだけですが、日本も大変だけどそれ以上な感じがしますね」
邦丸「あれ20何年前かな？ フロリダ・マイアミって、避寒地……寒い時に暖かいからお金持ちがよく行って結構人気が出たらしいんですが、夏場は安いというので行ったんですが、暑いから日本にいた方がよっぽど良かったなって思いました。ところが私が友達と行った数日前にハリケーンが襲って、海岸はもう押し寄せた木くずとか流木とかで物凄いことになってました。あと家屋が倒壊じゃなくて、基礎しか残ってないのを見ましたけどね」
内藤「僕ら俳優の仕事っていうのは、台風が来たらダメなんです。ずーっと南の方を進んだとしても、雨で撮影が中止になったりとか」
邦丸「あと、内藤さんや俺たちの世代って、結構家が安普請（やすぶしん）だったじゃないですか。だから家に対する被害はあったんだけど、今は大分強くなったから」
内藤「風がびゅうびゅう言ってましたからね、家の中でも。雨戸も穴空いてて」
邦丸「うちも穴空いてました。それを俺がカマボコの板で修繕したりしましたよ。でもカマボコの板が台風が去った後は邪魔になったりするの（笑）」
内藤「雨戸が開かなくなったりしてね（笑）」
