2塁へのタッチアップを決めた大谷翔平選手【写真:AP/アフロ】

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◇MLBナ・リーグ地区シリーズ ドジャース 8-0 パドレス(日本時間10日、ペトコ・パーク)

ここまでパドレスに「1勝2敗」と土壇場で迎えた4試合目。ドジャースは投打がかみ合う躍動を見せ、パドレスに完封勝利しました。

この試合で大谷翔平選手が見せた圧巻のプレーが話題となっています。

場面は5点リードで迎えた4回。大谷選手は1アウトの場面で打席に向かうと四球を選び出塁します。すると、続くムーキー・ベッツ選手がセンター方向へ打球を放ちます。パドレスのセンター守備についていたジャクソン・メリル選手がこれを捕球すると、大谷選手は2塁に向かってタッチアップ。見事2塁への進塁を果たしました。

一般的には、センターフライでの2塁へのタッチアップは、アウトになる可能性が高いためあまり行われないプレー。しかしセンターのメリル選手がややライト方向に体を向けボールを捕球しており、すぐに2塁に送球することが難しい体勢となっていました。大谷選手はこれを見逃さず、見事タッチアップを成功させました。

このプレーにSNSでは「センターフライで1塁から2塁へのタッチアップするのはなかなか見られないな」「冷静な判断力と誰よりも熱い情熱!」「誰も走ると思わんやろそこは」「ホームラン54本打つ人が細かいところまで集中しきっててすごい」「大谷の走塁意識は素晴らしいよガチで」などの声が上がっています。