日本に負けたらサウジアラビアはマンチーニ監督解任の可能性 現地ジャーナリストが伝える
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督は、ホーム開催となる北中米Ｗ杯アジア最終予選の日本代表戦（１０日＝日本時間１１日）に進退をかけて臨むことになるようだ。
日本、バーレーン、インドネシア、オーストラリア、中国と同じＣ組のサウジアラビアは、ホーム開催だった９月の初戦でインドネシアと引き分けると、第２戦はアウェーで中国に２―１で競り勝ったが、不安定な戦いぶりだった。
そして森保ジャパンを迎える一戦。サウジアラビアメディア「ＥＲＥＭニュース」は「ジャーナリストのファレス・アルファジ氏は、サウジ協会は、日本戦とバーレーン戦でつまずいた場合、マンチーニ監督を解任する準備をしていることを明らかにした」と伝えた。その一方で今月の２戦を勝利で乗り切れば、２７年のアジアカップまでは指揮を執れるという。
多くのサウジアラビア代表イレブンは、同国リーグに欧州からスター選手が加入したあおりを受け、所属クラブで十分に出場機会を得られていない。厳しい状況となっているが、マンチーニ監督は４０億円といわれている破格年俸を守ることができるか。
