とちぎテレビ

県議会の第403回通常会議が9月20日から始まり、県は98億円余りを追加する補正予算案を提出しました。

県議会に提出されたのは27の議案で、このうち9月の補正予算案は少子高齢化や物価の高騰、防災などに対応するため、総額で98億3千万円余りを計上しました。

主な事業として、若者の結婚支援の充実や介護の環境改善のため、ロボットやICT機器の導入を支援するための費用、それに家庭向けのLPガス料金の補助などが盛り込まれました。

また、県教育委員会の委員に、県酒造組合の会長などを歴任した尾崎宗範氏を新たに任命する議案が全会一致で可決されました。

そのほか、県は新型コロナウイルスのPCR無料検査をめぐって、東京と埼玉の2つの業者に対し、実施したことを示す書類を提出していないとして、交付した8385万円の返還を求める訴訟を起こす方針です。

県議会通常会議は来月16日までで代表質問と一般質問は来週、3日間に渡って行われます。