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日本庭園や盆栽に使われるシダ植物のイワヒバを集めた展示会が20日から、宇都宮市で始まりました。

イワヒバは、岩場などでよく見かけるシダ類のひとつで、日本では昔から盆栽などに欠かせない植物として人気があります。

展示会は、宇都宮市の県中央公園の中にある緑の相談所で始まり、愛好家でつくる「栃の葉巻柏会」の会員が大切に育てた人気の白牡丹や金麒麟など50種類60点が集まりました。

イワヒバは種類により葉の濃さや形、大きさが異なり成長は1年に1センチほどと遅く、寿命が100年になるとも言われています。「太陽の芸術品」とも言われていて秋になると見事に紅葉し、別の美しさを見せてくれます。

21日午前10時からは、イワヒバの育て方の講座が参加費無料で開かれ、先着20人に苗がプレゼントされます。展示会は、今月23日までです。