CLで躍動した旗手。(C)Getty Images

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 欧州最高峰の舞台で活躍すれば、よりアピールする機会にもなる。5ゴールの大量得点で快勝した試合で好プレーを見せればなおさらだ。

 9月18日に行われたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節で、セルティックはスロバン・ブラチスラバに5−1と快勝した。日本人選手では古橋亨梧と前田大然がゴールを決めたが、前田のゴールをアシストした旗手怜央もそのパフォーマンスを称賛されている。
【動画】 旗手の絶妙アシスト→前田が冷静なフィニッシュ!日本人トリオの連係弾
 かつてリバプールでもプレーした元イングランド代表FWのスタン・コリモアは、自身が応援する古巣アストン・ビラに旗手が加わることを望んだ。X(旧ツイッター)に「間違いなく1月にマグレガーとハタテを獲るべきだろう」と、主将カラム・マグレガーと一緒に日本代表MFを獲得してほしいと投稿した。

 以前から移籍のうわさも絶えない旗手は、ステップアップを目指しているはずだ。コリモアのように、プレミアリーグのクラブにふさわしいとの見方が増えれば、その可能性も高まるかもしれない。
 
 確かなのは、旗手がセルティックで活躍を続けてきたという事実だ。専門サイト『67 HAIL HAIL』は、コリモアの投稿を紹介した記事で、「彼(旗手)がプレーすれば、セルティックは良いプレーをする。昨夜も例外ではなかった」と称賛している。

「再びアシストを決めたハタテのクリエイティビティは、守備を固めたブラチスラバをこじ開けるのに重要だった。2021年12月に加入して以降、日本人MFはセルティックの攻撃に大きな影響を及ぼしてきた。国内でも欧州でもそれを続けていくことは疑いない」

 旗手に飛躍のときは訪れるのか。そのためにも、さらなる活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部