隣人が窓からモスキート音を流してくるのは嫌がらせになる?ご近所トラブルで起きた出来事についてXの反応は

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モスキート音は若いことを証明するものでもある

9月9日、大阪府の家族が隣家から流れてきた「モスキート音」を聞いて頭痛を訴えたとの情報がテレビ番組のニュース等で扱われ、X(Twitter)でも一時「モスキート音」という言葉がトレンド入りしていた。

発端は、都議会議員の尾島紘平氏が「友人から相談を受けた」として、ご近所トラブルの事例をXに投稿したことにある。

「子どもをプールで遊ばせていたところ、にわかに頭痛を訴えるのでなにか隣人が窓から(モスキート音が流れている)テレビを外に向け、大音量でモスキート音を鳴らしていた」

子供を自宅プールで遊ばせていたら隣人が窓からモスキート音を流してきたけどこれってどうなの?

「モスキート音」とは1万7000Hzを越える高周波の音のことで、「キーン」という、蚊が飛ぶ音に似ている。多少の個人差はあるものの、モスキート音のような高周波は若い人にとって不快になり、加齢とともに聞こえなくなる。

尾島氏が投稿した事例は、子どもがプールで遊ぶ声を不快に感じた隣人が行ったと思われる。Xユーザーからは「モスキート音を流すのはやりすぎかな」「子どもへ故意に向けて流すのはタチが悪すぎる」という否定的な意見が目立った。ただいっぽうで「子どもがキャーキャー遊んでいたら正直キツいです…」と、子どもの騒ぐ声にストレスを感じるので、対策した隣人に同情する声もあった。

また、あるXユーザーは「議員に相談するのではなくて、菓子折りを持ってお隣さんに謝りに行き、プールを使う時間帯を決めて子どもに大きな声を出さないよう約束することじゃないかな」と、日頃からの近所付き合いの必要性を指摘する意見もあった。

当事者は警察および弁護士に相談済みとのことで、実際にモスキート音と子どもの頭痛に因果関係があるのかなどは調査されると思われる。今後の経緯を見守るしかない。

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