携帯電話サービス「BIGLOBEモバイル」にてeSIMを9月11日より提供！音声通話SIM（タイプA・D）とデータSIM（タイプD）が対象。EDION SIMも

BIGLOBEモバイル（EDION SIMを含む）がeSIMに対応！

KDDI傘下のビッグローブは11日、同社が移動体通信事業者（MNO）から回線を借り入れて仮想移動体通信事業者（MVNO）として提供している携帯電話サービス「BIGLOBEモバイル」（ http://join.biglobe.ne.jp/mobile/ ）において「eSIM」を2024年9月11日（水）より提供開始すると発表しています。またエディオンの店舗で契約できるBIGLOBEモバイルを利用した「エディオンSIM（EDION SIM）」も含みますが、法人契約はeSIMに対応していないとのこと。

対象は音声通話SIMではNTTドコモ回線を利用した「タイプD」およびau回線を利用した「タイプA」、データSIMではタイプDのみとなっており、BIGLOBEモバイルにおける申込方法は公式Webサイト（ https://join.biglobe.ne.jp/mobile/ ）またはBIGLOBEモバイル取扱店舗にて行います。なお、加入には手数料（金額はすべて税込）としてプラン申込手数料3,300円とeSIMプロファイル発行料433.4円がかかります。

またeSIMは新しい番号や他社から乗り換え（MNP）による新規契約だけでなく既存の利用者が物理的なSIMカードからeSIMに変更することも可能で、手続きは公式Webサポートにおける「モバイル契約情報」から行い、eSIMプロファイル発行料433.4円がかかります。ただし、iPhoneにてeSIMクイック転送を利用する場合はeSIMプロファイル発行料がかからないとのこと。

なお、SIMカードからeSIMへの変更はSMS機能付きデータSIMのご利用の方もeSIMへの変更が可能ですが、SIMタイプ変更を伴うeSIMの申し込みはできないほか、現時点ではシェアSIMでのeSIMの新規契約やeSIMへの変更はできないということです。またタイプDのeSIMを申し込みの場合にはEID（eSIMを利用するための識別番号）が必要となるのでご注意ください。

eSIMはスマートフォン（スマホ）などの通信サービスに必要な契約情報をオンラインで書き込むことができる組み込み型のSIMで、物理的なSIMカードが不要なため、申し込みから開通まですべてオンラインで手続き可能となり、オンラインでの申し込みから開通までが最短即日で完結できます。なお、受付時間によっては翌日以降となる場合があります。

またBIGLOBEモバイルではeSIMの申し込みの際に必要となる本人確認についてLiquid「LIQUID eKYC」を用いており、本人確認書類の撮影と本人容貌の撮影から本人確認審査を行います。本人確認書類は運転免許証（運転経歴証明書含む）およびマイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書となっています。その他、eSIM利用開始手続きには受付時間（1：00〜2：50、7：00〜23：50）があるのでご注意ください。eSIM利用開始の手続きから1時間程度で、モバイル契約情報画面よりeSIMプロファイルがダウンロードできるようになります。

eSIMプロファイルのダウンロードが完了すると、サービスを開始できます。プロファイルダウンロードには無線LAN（Wi-Fi）など通信環境が必要で、必ず利用するスマホなどの製品でプロファイルダウンロードを行う必要があり、誤った製品でダウンロードを行った場合にはeSIMプロファイル再発行が必要となります。またタイプDを申し込みの場合で手続きの際に入力したEIDが誤っていた際はeSIMプロファイル再発行が必要となります。

記事執筆：memn0ck