あさくま、上期最終を3.9倍上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額

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 あさくま <7678> [東証S] が9月11日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結最終利益を従来予想の9200万円→3億5500万円(前年同期は8100万円)に3.9倍上方修正し、増益率が13.6%増→4.4倍に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の3億1500万円→5億4600万円に73.3%上方修正し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 ※24年1月期(10ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年1月期第2四半期(中間期)連結累計期間の業績につきましては、経済・社会活動の正常化が進み、外食需要の回復基調が続き、来店客数は着実に回復して売上高は堅調に推移いたしました。 損益面につきましては、粗利益高の最大化に向けた原価管理の徹底、及び人時客数の管理による労務費の適正化などによって収益性の向上を図ってまいりましたが、為替の影響による原材料価格やエネルギー価格の高止まりに加え、慢性的な労働力不足による人件費の影響など、あらゆるコストが想定を上回ったことから、営業利益、経常利益は前回発表予想を下回る結果となりました。 また、上記「1.法人税等調整額(益)の計上」に記載のとおり、当連結会計年度第2四半期(中間期)において、法人税等及び法人税等調整額に変動があり、親会社株主に帰属する中間純利益が増加する見込みであります。 なお、通期連結業績予想につきましては、当中間期の変動を総合的に勘案した結果、上記のとおり業績予想数値を修正しております。(注)上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。