「すごい陥没…」 国道16号線が「上下線通行止め!」 千葉・市原で「道路の陥没」発生 市内は大混雑発生中 復旧は未定
16号市原で道路陥没 通行止め解除は「未定」
国土交通省 千葉国道事務所は2024年9月4日、国道16号線で道路陥没が発生し、通行止めを実施していると発表しました。
現在のところ、通行止め解除は未定だといいます。
国道16号線は、神奈川からはじまり、東京の多摩西部・南部、埼玉の南東部を経由して、千葉内房の木更津方面まで至る環状道路です。
このうち、千葉県内のエリアは数少ない「縦移動」の主要ルートを担っており、常磐道や東関東道、館山道など主要高速道路と接続。
さらには、水戸街道や成田街道、房総横断道路などとも接続することから、県内各地域を結ぶ重要なルートとなっています。
同事務所によると、市原市白金町4丁目、JR内房線の 八幡宿〜五井駅のちょうど中間近くの上下線で道路陥没が発生。9時30分から全面通行止めが実施されています。
同事務所は「今後、原因の確認と対策について検討し、速やかに必要な措置を講じて参ります」とし、公式Xでは「現在、調査中のため、復旧の見込みは立っておりません」と説明しています。
迂回路として、市役所通り〜白金通り〜稲荷台通りを経由して再度16号線へと戻るルートが示されています。
なお、この付近は鉄鋼・石油化学の工場などからなる京葉工業地域の中心部で、周辺企業への大型貨物車などが非常に多く通過するポイントとなっています。
この影響で、市原市内では混雑が発生。特に16号と並走する県道24号では迂回するクルマと住民車両などが入り混じり、深刻な渋滞となっています。