放馬して競走除外になったライトバック

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 「新潟記念・G3」(1日、新潟)

 有力馬の思わぬアクシデントに場内で悲鳴が起こった。人気を集めていた3歳牝馬ライトバックは、スタート前の放馬で競走除外となった。

 向正面を暴走し、直線で騎乗していた坂井が飛び降りると、その後に馬がつまずき、外ラチの外に出てしまった。管理用通路を放馬したが、最終的に厩舎地区でつかまった。

 茶木師は「(返し馬後に)ゲートに寄らなくなり、係の人に引っ張ってもらったのですが、その時に馬が反発してハミが抜けてしまいました。その後も坂井騎手は乗ってくれたのですが、直線で加速した際に危険なので飛び降りたとのことです」とコメントした。レース後に四肢挫創と発表された。

 この影響(破損した外柵の修理)でレースは7分遅れの発走となり、ライトバック絡みの馬券26億1796万7200円が返還に。新潟記念の売り上げも前年比68・3%の大幅減となった。