8月25日の大雨の影響で浜松市天竜区では土砂崩れが発生し、市は現場周辺の4世帯7人を対象に避難指示を出しました。

土砂崩れが発生したのは、浜松市天竜区渡ケ島の山の斜面です。浜松土木事務所などによりますと、26日午前0時頃、現場近くに住む人から「土砂崩れが起きているようだ」と通報がありました。

市などが現場を確認したところ、山の斜面が長さ50メートル、幅40メートルにわたって崩れているということです。

これまでに人や民家への被害は確認されていませんが、崩れた現場付近にあった倉庫とみられる1棟が土砂崩れに巻き込まれた模様です。

現場は、土砂災害特別警戒区域に指定されていて、26日夜以降も大雨に見舞われる恐れがあることから、市は近くの4世帯7人を対象に避難指示を出しました。