1996年発売、スピッツ「チェリー」の紹介に「TikTokでもバズった」は「失礼」? 音楽番組のテロップめぐり物議
K-POPガールズグループ「NewJeans」のHYEIN(ヘイン)さんが、2024年8月19日放送の音楽特番「CDTV ライブ! ライブ!」(TBS系)で、スピッツの名曲「チェリー」をカバーした。その際に表示された「テロップ」に、SNSで波紋が広がっている。
ストリーミングの累計や公式MVは1億回以上再生
「チェリー」は、1996年に発売されたスピッツの13枚目のシングルだ。CDの売上は161万枚超を記録。2023年7月には、Billboard JAPANチャートでストリーミングの累計再生回数1億回を突破したことが発表された。公式YouTubeのミュージックビデオは20日時点で1億1000万回以上再生されているなど、発売当時から現在まで長く愛されてきた名曲の一つだ。
番組では、画面の右上に「TikTokでもバスったスピッツの名曲」と表示された。TikTokでは、「チェリー」のリメイク楽曲をBGMに使った動画が多く投稿されている。
これにXでは、「チェリーに対して『TikTokでもバズった』は失礼極まりない」「スピッツのチェリーに対して『TikTokでもバズった』っておかしないですか?その前から名曲でしょ。こんな薄いコメントつけていい曲じゃないし」といった批判の声が寄せられた。
一方で、失礼ではないとする指摘の声も上がっている。
「スピッツのチェリーが国民的な超ヒットソングっていうのは周知の事実だから『TikTokでもバズったから世代じゃない若い子にも人気』っていう新しい情報入れてるだけでしょう」「『TikTokのような若者向けのコンテンツでも話題になる時代を超えた名曲』って事で普通に褒めてる訳だし何がダメなのか全然わからない」「往年の名曲だが若者向けの最近のSNSでも流行ったって意味でしょ?」