とちぎテレビ

バスケットボールB1の宇都宮ブレックスの、新しいヘッドコーチが20日、県庁で就任会見を開き、新シーズンへの意気込みを語りました。

ケビン・ブラスウェル新ヘッドコーチ(45歳)は、昨シーズンアソシエイトコーチを務め、佐々宜央前ヘッドコーチの右腕としてチームを支え、ブレックスの全体勝率1位での東地区優勝に貢献しました。佐々氏の退任に伴い、アソシエイトコーチから昇格する形で、指揮官に就任しました。

アメリカ出身で、2002年にベルギーで選手としてのプロキャリアをスタート、その後は10を超える国でプレーし、2016年に現役を引退後、指導者へ転身しました。ニュージーランドなどでコーチを務めた後、2021年に来日し、B1の秋田でアソシエイトコーチなどを経て、昨シーズンからブレックスに加わっています。

20日の会見でブラスウェル・ヘッドコーチは「ヘッドコーチという役割を与えてもらい、たいへん光栄」と話しました。チームについては「基本的に変える必要はない。選手の能力を最大限に引き出すのが私の役目で、そのために試合と同じ緊張感や強度でハードな練習をしたい」と意気込みました。

鎌田眞吾ゼネラルマネージャーは「昨シーズンから選手と信頼関係を築いていて、彼なら優勝を目指すチームに仕立ててくれる」と期待を寄せました。