子どもたちが陶芸に挑戦! 人間国宝・田村耕一陶芸館の20周年を記念して
子どもたちが陶芸の作品づくりに挑戦する体験教室が18日、佐野市で開かれました。
佐野市の市民ギャラリーで開かれた陶芸教室には、小学生以下の子どもたちおよそ20人が参加しました。
会場の建物の1階には、佐野市出身で人間国宝の陶芸家・田村耕一の作品が展示されている「陶芸館」があります。この施設がオープンから2024年で20年を迎えることを記念して、田村耕一の作品と陶芸の魅力に触れてもらおうと、教室が開かれました。
子どもたちは田村耕一の孫の田村田さんの指導を受け「ろくろ」を使わない「手びねり」と呼ばれる技法で、器作りに挑戦しました。
手でこねた粘土を「かめ板」と呼ばれる台座の上に乗せ、形を整えていきます。
子どもたちは、粘土の感触を楽しみながら皿やコップといった思い思いの作品を作り上げていました。
作品は10日間ほど乾燥させた後に窯で焼き上げて、後日子どもたちが受け取るということです。