Amazonドラマ「龍が如く」特報映像。錦山彰役は賀来賢人
ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』特報映像|プライムビデオ
10月25日より世界独占配信されるAmazon Originalドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」の特報映像が公開された。あわせて竹内涼真演じる主人公・桐生一馬のライバルとなる兄弟分・錦山彰役として賀来賢人が出演することも明かされている。
7月25~28日にアメリカで開催された「サンディエゴ・コミコン」にて行なわれたパネルディスカッションのなかで発表されたもの。
世界的に愛されてきたゲームシリーズを原作とした、Prime Video実写ドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」は、ゲームと同様、歓楽街・神室町を舞台に、“堂島の龍”と呼ばれる主人公、桐生一馬の成長物語をオリジナル脚本で描くクライム・サスペンスアクション。桐生役は人気実力派俳優・竹内が演じる。監督は映画「百円の恋」や、配信ドラマシリーズ「全裸監督」の総監督を務めた武正晴。
新たに出演が明かされた賀来が演じるのは、桐生と養護施設「ひまわり」で一緒に育ち、後にライバルとなる兄弟分・錦山彰。本作では、桐生と共に育った親友の錦山が、極道の世界に身を置くことになったところから極道の世界で成り上がっていく様が、1995年と2005年の二つの時間軸を交差させながら描かれる。
解禁された特報映像には、桐生の背中の刺青「応龍」が彫られていく映像に乗せて、ゲームの世界から飛び出してきたような歓楽街・神室町と、桐生と錦山の姿が映し出される。さらに他キャラクターの姿も映し出されている。あわせて桐生と錦山が描かれたティザービジュアルも公開された。
「龍が如く ~Beyond the Game~」ティザービジュアル
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賀来、錦山彰役のオファー「本当は断ろうと思った」
パネルディスカッションに登場した竹内涼真(左)と賀来賢人(右)
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パネルディスカッションに登場した桐生役の竹内は「最初この機会をいただいた時はとても驚きました。日本でもとても人気のある、20年も続いているゲームのフランチャイズでしたし。監督とは10年前にも一緒に仕事をしたことがあって、今回またご一緒できることになりました。桐生一馬という既存のキャラクターをさらに進化させる機会をもらえて、とても楽しみです」とコメント。
さらに桐生の役作りについて「まずはオリジナルを知り尽くして、同時にドラマ版ならではの新しい色を加えながら一から作り上げました。桐生一馬が抱える人生の苦難を描き、1955年と2005年という二つの時代の対比を見せることを意識しました。メイクをしてもらったり、ぴったりの衣装を作ってもらったりしながら、徐々に桐生一馬になっていきました」と語っている。
錦山役を演じることが発表された賀来は、「2年前にこの役のオファーを受けたときは、あまりに有名で伝説的なゲームなので、本当は断ろうと思っていました。でも、武監督やプロデューサーと話したら、彼らが誰も見たことのない『龍が如く』の新バージョンを作ることにとても強い情熱を燃やしていたので、引き受けることを決めました」と流ちょうな英語でコメントした。
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今作は1995年と2005年という二つの時間軸が交差しながら物語が描かれていくのが特徴で、竹内と賀来は10代の少年時代と若くして極道の道を究めた青年を演じ分けている。
賀来は「錦山彰というキャラクターは、外面からは好感が持てる印象ですが、内面は哀しく不幸な人物です。彼はあらゆる複雑な感情を経験しているので、どんな人でもとても親近感がわくと思います。1995年と2005年の2つの異なる時代を見れば、彼の違った側面を見ることができると思います。桐生と錦山の関係はいわゆる兄弟分なので、撮影中は二人でたくさん話をしました。どのようにドラマを作るかという話からトレーニングの話まで、たくさん話をして今では本当の兄弟のような関係です」と振り返りった。
ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』龍が如くスタジオ代表ビデオメッセージ|プライムビデオ
パネルディスカッションでは、原作ゲームを手掛ける龍が如くスタジオ代表・制作総指揮の横山昌義氏からのビデオメッセージも公開。横山氏は初めて本作を視聴したときを振り返り、「正直言うと、嫉妬心が生まれるくらいの出来だと思いました。僕たちが20年前に考えて作った設定をここまで新しいものにできるんだと、震えるほどの衝撃でした」と明かした。
「かといって原作をないがしろにはしていない。脚本家の方や製作陣の愛情なのか、随所に『龍が如く』の小ネタのエッセンスが入っているのが、ゲームファンならよく分かるはずなんですよ。その中で崩している。本当に30秒に一回ぐらいびっくりしてますよ、知ってる人。知らない人はただそこに本当にこういう世界があるんじゃないかと思って見れるし、知っている人は30秒に一回びっくりできる」
「(1話目を見終わったとき、)思わず『面白い!』と言って立ち上がってしまった。悔しくて震えるくらい、素晴らしいと思いました」
竹内、賀来の演技についても「正直言うと原作の桐生と錦とは全く違います。でも、だから良いんです。僕らが20年前に作り出した桐生一馬というキャラクター自身には何も付け足すところもないと僕は思っているので、ゲームの桐生一馬・錦山彰をどう演じるという世界ではない戦いを彼ら二人はしてくれているんです」と絶賛。
さらに「そしてこの二人だけではなくたくさんのキャラクターが出てきます。特に彼らを取り巻く女性キャストの方の演技と存在感は本当に衝撃的なものになっているので、これから発表されるキャストにもご注目いただきたいですし、ぜひ楽しみにしていてください。」と締めくくった。
Amazon Originalドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」は全6話で、10月25日と11月1日に各3話ずつが配信される。
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