パリ五輪、アーチェリー女子ランキングラウンド。世界新記録の得点が記されたボードを手にする韓国の林是見(2024年7月25日撮影)。(c)Punit PARANJPE / AFP

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【AFP=時事】パリ五輪は25日、アーチェリー女子ランキングラウンドが行われ、韓国の林是見(Lim Si-hyeon)が世界記録となる694点を記録した。

 パリの絵になる五輪競技会場の一つである、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が眠る「廃兵院(アンバリッド、Les Invalides)」で行われた競技で、林は最大720点中の694点を記録し、2019年に同胞の姜彩瑛(Kang Chae-young)が樹立した692点の世界記録を更新した。

 2位には688点で同じく韓国のナム・スヒョン(Nam Suh-yeon)、3位には673点で中国の楊暁蕾(Yang Xiaolei)が続いた。

 この日の競技は個人、団体のトーナメントでのシード順を決定するために行われたもので、韓国を含む一部の国々は混合団体の選手をランキングラウンドの最高得点者から選ぶことが常となっている。このため林は、3冠獲得のチャンスを手にしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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