左サイドで先発し、多くの見せ場を作った三笘。(C)SOCCER DIGEST

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 7月24日、日本代表の三笘薫が所属するブライトンは国立競技場で鹿島アントラーズと対戦。5−1の大勝を飾った。

 この一戦に三笘は、左サイドで先発出場。得意のドリブルからのシュートやラストパスで多くのチャンスを演出。前半のみのプレーとなったが、ボールを持てばスタジアムのファンからは大歓声が上がるなど、大いに見せ場を作った。

 試合後、三笘は「チームとして、しっかりと決定力を活かして勝てたことはすごく良かったです。自分たちがやりたいサッカーはある程度できたと思うので、収穫のあるゲームだったと思います」と振り返った。
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 また、自身のパフォーマンスについては「45分の中でボールに絡む時間は多くはなかったけど、裏への抜け出しなど良いシーンはありました。でも仕留めるところはまだまだ足りないと感じています」と述べている。

 今年の2月から腰の怪我による長期離脱を強いられ、今回の鹿島戦が久しぶりの実戦となった三笘。復帰してから全体練習に加わったのは今月上旬だったというが、「全然問題なくできました」と話しており、コンディションも心配なさそうだ。

 なお、ファビアン・ハーツラー監督は日本人アタッカーのプレーを「とても満足している。彼を見ていると本当に楽しんでおり、ボールを持ったら必ず何かをしようとしているのが伝わってきた」と高評価している。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)