とちぎテレビ

梅雨が明けて暑さが本格化し、熱中症の危険性が高まることから、足利市のあしかがフラワーパークでは18日、消防署と連携し熱中症の患者を搬送する訓練が初めて行われました。

訓練は、観光客の男性が熱中症とみられる症状で倒れた想定で行われました。まず、園内を見回りしている従業員が倒れた男性を発見し、症状を確認しながら消防に通報をします。

通報を受けて救急車が駆け付けると、駐車場で待機していた従業員が男性のもとに救急隊を案内します。救急隊は男性をストレッチャーに乗せ、従業員の誘導で素早く搬送していきました。

消防によりますと、足利フラワーパークからの通報は去年1年間に19件あったということです。梅雨も明けて、これからは暑さが本格化し、熱中症の危険性も高くなることから、従業員と救急隊は万が一に備えて連携を確認していました。