とちぎテレビ

栃木県小山市出身の将棋のプロ棋士が7月23日、夏休み中の小学生に向けて将棋の講習会を開きました。

講師を務めたのは、小山市出身で、県内で戦後初のプロ棋士になった長谷部浩平さんです。長谷部さんは13歳で日本将棋連盟のプロ棋士を養成する奨励会に合格し、2022年に五段に昇格しました。

地元の子どもたちに将棋の楽しさを知ってもらおうと、プロになった2018年から小山市内で夏休み中の子どもに向けた将棋の講習会や大会を開いています。

23日の講習会には県内各地から30人以上の小学生が参加しました。長谷部さんは複数人と並行して対局する「多面指し」の形式で参加した児童たち一人ひとりに声をかけながら将棋の技術を指導していました。

8月23日には小山市で小学生を対象にした将棋の大会、「長谷部プロ・小山市長杯争奪将棋大会」が開催される予定で、長谷部さんが会場で解説をするということです。