高井がパリ五輪に向けて意気込みを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-23日本代表は現地7月20日、フランス・ボルドーでトレーニングを実施。練習後、高井幸大(川崎フロンターレ)がパリ五輪への意気込みを語った。

 ここまで川崎では、リーグ戦4試合連続先発中のなかでチームに合流。コンディションは「悪くない」と語る19歳のDFは、17日に行なわれた国際親善試合のU-23フランス代表戦(1−1)でもCBの一角で先発し、押し込まれる展開でさすがのカバーリングを披露するなど、安定したプレーを見せた。

 金メダル候補の強敵に対しても臆することなく冷静にプレー。しかし、高井は課題もあったとしてこう振り返る。
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「もう少し隣との関わりを意識できたら良かったかなと思います。慣れのところもあると思いますし、チームとしての解決策や、やり方っていうのは思っているので、そこまで問題はないかなと思います」

 U-23日本代表は56年ぶりのメダル獲得に向け、まずは24日にグループステージ初戦でU-23パラグアイ代表と相まみえる。

 高井は「試合中にも個々のレベルももちろん上がってくると思う。予測のところはもっと大切になるかなと思うので、試合中の準備を大切にしたい」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)