とちぎテレビ

LRT・ライトラインが近くを走り、宇都宮市と高根沢町をつなぐ広域的なバイパス整備が行われている宇都宮市の東部地区で、このほど交差点の立体化に向けた橋梁本体の工事が完了し17日、地元の児童らを招いてのアートイベントが開かれました。

県は、地域経済の活性化と渋滞を解消するため国道408号・宇都宮高根沢バイパスの整備を進めていて今回、工事が完了したのは宇都宮市野高谷町の交差点の立体化に係る橋梁の本体部分です。

アートイベントは県や宇都宮土木事務所が身近な道路施設や土木工事などに興味や親しみを持ってもらおうと企画したもので17日は、地元の「ゆいの杜小学校」の6年生およそ120人が参加しました。児童らは舗装前の床部分をキャンバスに見立てて赤や黄色の6種類のチョークを使って地域を愛する気持ちを絵で表現していました。

これまでにバイパス全体延長のおよそ6.6キロのうち5.3キロの供用が始まっていて、今年度の冬には今回完成した橋梁を含む1.5キロ区間が4車線で部分開通される予定です。