「本番やりますよ」…3年間で65億円売上!「売春斡旋容疑のデリヘル責任者」女性従業員へ衝撃言動

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「本番行為をしていました」

昨年から今年にかけ、東京都新宿区の大久保公園周辺で客引きをし摘発された女性はこう話していたという。供述をもとに警察は捜査を開始。デリバリーヘルス(派遣型風俗店)の責任者ら、関係者20人以上が逮捕される事態となった――。

警視庁保安課は7月8日、女性従業員に客との売春を斡旋したとして売春防止法違反(周旋・契約)の疑いでデリヘルグループの統括管理者・久保田信洋(44)と経理責任者・米沢博貴(45)の両容疑者の逮捕を発表した。

「逮捕容疑の事件は今年4月に起きました。20代の女性従業員4人を、売春をさせる目的でホテルやレンタルルームへ派遣。30代から50代の男性と本番行為をさせたとされます。両容疑者は『統括管理などしていません』と犯行を否認しているそうです」(全国紙社会部記者)

本誌カメラマンは、逮捕直後の両容疑者を撮影。黒いシャツを着た久保田容疑者は悪びれる様子もなく前を向き、白いTシャツ姿の米沢容疑者はうつむいていた。

「どのレベルまでできる?」

久保田容疑者らがたずさわっていたのは、デリヘルグループ『天然素人やりすぎ娘』だ。摘発を受けたのは五反田や新橋、鶯谷にある4店舗。在籍していた約350人の女性従業員を、ホテルなどに派遣していたという。警察によると、同グループの売上は’21年2月から今年6月の約3年間で実に65億円ほどにのぼる。

「今年6月にも、店の責任者ら『やりすぎ娘』の関係者23人が売春防止法違反で逮捕されています。さらに7月には、そのうち5人が面接を受けに来た女性と売春の契約を結んだとして再逮捕されているんです。5人は、いずれも容疑を認めています」(同前)

久保田容疑者らは、面接を受ける女性や従業員に衝撃の言動をみせていたという。

「物腰は柔らかでしたが、女性たちには次のように話していたそうです。『お客さんとはどのレベルまでできる?』『本番やりますよ』『可能なら(本番)できたほうがいいよ』と。売上のうち、女性従業員の取り分は半分ほどだったと聞いています」(同前)

売春をした女性従業員は他にもいるとみて、警察は捜査を進めている。