マクニカソリューションズは7月9日、Oktaが提供するIDaaS製品「Okta Workforce Identity Cloud」と連携し、操作ログの長期保存と認証SaaSライセンスの利用状況可視化を容易に実現できるデータ分析基盤「Macnica U's Case Visualizer for Okta」(以下、(以下MUCV for Okta))の提供を開始すると発表した。

Okta WICは、従業員個人の情報、IDやパスワードなどのユーザーアカウントに必要な情報をクラウド上で管理し、クラウド経由でID認証、IDパスワード管理、シングルサインオン(SSO)、アクセス制御などを可能にする。

○MUCV for Oktaの特徴

MUCV for Oktaの特徴の一つは、ログを長期保存できる点。Okta WICの標準機能によるログの保存期間は3カ月間だが、MUCV for Oktaではログストレージ機能として任意の期間で保存することが可能。これにより、調査のため都度ログデータを手動でエクスポートしていた人的な作業が不要となる。

もう一つの特徴は、認証管理しているSaaSライセンスの利用状況をダッシュボードによって可視化できること。契約しているライセンス数と実際に利用されているSaaSの利用状況の差分を可視化することで、必要以上に運用コストがかかっているSaaSライセンスを洗い出す。

「MUCV for Okta」のダッシュボードのイメージ

○MUCV

MUCVは、誰でも、簡単、早期、低価格でデータ活用のアウトプットを得ることが可能なSaaS型クラウドプラットフォーム。

今後、ユースケースに合わせてデータ活用を支援するメニューを拡充していく予定。