今年の夏は“睡眠・異常気象・熱中症”に要注意!林修も危機感「早めに手を打つことが大事」
本日7月4日(木)の『林修の今知りたいでしょ!』では、「2024 猛暑の夏に気をつけたい!睡眠・異常気象・熱中症 日本3大権威が教える特別講義3時間スペシャル」が放送される。
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近年、世界中で度々「猛暑」が問題となり、最高気温の記録更新が相次ぐなか、今年の日本の夏は観測史上最高の猛暑が予想されている。
そこで今回、猛暑の夏にとくに気になる「睡眠」「異常気象」「熱中症」の3つのテーマを、それぞれの道の権威3人を講師に迎えて特別講義。
7月6日(ド)に放送スタートするドラマ『青島くんはいじわる』に主演するSnow Man・渡辺翔太をはじめ、伊沢拓司、伊集院光、藤本美貴、八木亜希子ら学友たちが林修とともに学んでいく。
◆今年の夏は要注意!
2023年9月、国連事務総長が「人類は地獄の門を開けてしまった」という衝撃の声明を出すほど、今、世界中で異常気象による衝撃の事態が相次いで発生。
そこで今回、「異常気象研究の権威が警鐘を鳴らす!猛暑の夏に気をつけたい!日本でも起こる4大異常気象スペシャル」と題し、異常気象研究の権威・立花義裕先生(三重大学大学院 生物資源学研究科教授)を講師に迎え、日本と世界の衝撃映像を交えながら、この夏に気をつけたい4つの「異常気象」に迫る。
その1つが「豪雨」。5月には宮崎県や鹿児島県で観測史上最高を記録し、6月には沖縄県那覇市で1時間の雨量が観測史上最大に。
さらに世界各地でも驚愕の豪雨をもたらし、4月のアラブ首長国連邦では24時間で1年分の降水量を超える雨が降り、駅構内では人がまるで川の中を歩いているような光景が広がる。
チリ南部では1回の雨で前年1年間の降水量を上回り、川が氾濫。およそ2000軒の住宅が浸水し、土砂崩れが発生するなど甚大な被害が発生した。
学友たちはその衝撃の映像の数々に「生まれて初めて見たよ」「ヤバすぎる!」とがく然。立花先生はこれらの豪雨の原因を解説するとともに、その原因によって「もっとも危ないのは日本と言ってもいい」と警鐘を鳴らす。その理由とは?
さらに猛暑が襲うこの夏、豪雨とともに気をつけなくてはいけないのが「暴風」。
今年の3月、中国の江西省では暴風吹き荒れるなか、高層マンションの1室で母親が一瞬目を離した瞬間に幼児に予想外の事態が襲ったり、同じく中国・北京では5月末に高層ビルで窓の清掃を行っていた作業員たちが急な暴風に巻き込まれたりした。
一方、連日30度超えの異例の暑さが続いていた5月末のアメリカ・ヒューストンでは最大風速44メートルの暴風が襲い、高層ビルの窓を破壊。
このように世界各地が暴風の脅威にさらされるなか、立花先生によると、観測史上最高の猛暑と予想される今年の日本の夏は、これまでとは違うタイプの暴風に注意が必要だという。
それは一体どのような暴風なのか? スタジオでは暴風を再現する実験を交えながら、詳しく解説していく。
また、異常気象による意外な怖さも紹介する。
温暖化が進む今、北極圏では溶けるはずのない永久凍土まで溶けており、それにより氷山から古代生物が出てきただけでなく、“未知のウイルス”まで発見されたそう。
さらに永久凍土が溶けると、他にもある問題が発生するそうで…。そのほか、異常気象による「森林火災&干ばつ」の問題にも迫る。
◆睡眠法を世界的権威が伝授!
さらに猛暑の夏に心配されるのが「睡眠」だ。
そこで睡眠学の世界的権威・柳沢正史先生(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 機構長)を講師に招き、「睡眠学の世界的権威が警鐘を鳴らす!猛暑の夏に気をつけたい!ぐっすり眠れる睡眠術スペシャル」を展開する。
柳沢先生によると、日本人の平均睡眠時間は1年のなかで7、8月がとくに短く、睡眠不足が蓄積されると体にダメージを与えてしまう可能性も。
そこで今回、街頭インタビューを行い、日本人がどんな夏の睡眠の悩みや疑問を抱えているのかを徹底調査。学友たちからの疑問もあわせて6つの問題を解消していく。
その1つ、「夏は寝つきが悪い。どうすればすぐに眠れる?」という疑問。柳沢先生は「夜の過ごし方」が大切だといい、その鍵となるのが「深部体温」だという。
良い睡眠に導く「深部体温」のメカニズムを解説するとともに、寝つきを良くする入浴方法や、「5秒」&「1分」でできる2つの簡単睡眠法も紹介。
また、「夏は寝苦しくて目が覚める。どうすればいい?」という悩みには、柳沢先生は「寝室の環境づくり」で解消する。そのポイントとなるのが「扇風機」と「カーテン」の使い方だそうだが、この2つでつくる最適な環境とは?
今回、学友たちの自宅のカーテンも柳沢先生がチェックしたところ、「皆さんいいですよ、渡辺くんを除けば(笑)」との評価が。はたして渡辺の自宅のカーテンはどのような状態なのだろうか?
そんな渡辺からは睡眠に関する悩みも明かされる。実は、渡辺は夜中に目が覚め、あるものが急にほしくなるそう。
それを聞いた柳沢先生はあることを懸念する。渡辺が夜中にほしくなるものとは一体何なのか? そこに潜む危険とは?
さらに今回、柳沢先生が機構長を務める睡眠研究センターの施設にカメラが潜入。我々の睡眠を変えるかもしれない最新研究も紹介する。
◆熱中症の“落とし穴”
暑くなってくると同時に危険が高まるのが「熱中症」。
そこで、熱中症対策の権威・小野雅司先生(国立環境研究所 客員研究員)が講師となり、「熱中症対策の権威が警告 猛暑の夏に気をつけたい!熱中症3つの落とし穴と対策」をテーマに講義を行う。
小野先生によると、今年は例年以上に熱中症を引き起こす条件が揃ってしまっているといい、熱中症への危険性が高まるなか、気をつけるべき“落とし穴”が3つあるそうなのだ。
今年は真夏日を記録する時期が早く、一方で梅雨入りが遅いなど、例年とは違う状況となっているが、小野先生はこの早すぎる猛暑&遅すぎる梅雨入りに熱中症の“落とし穴”があるという。
そこに潜む熱中症のリスクとは何なのか? その理由とともに解説していく。
実は学友たちの中にも熱中症経験者がおり、藤本はある家事を行っていたところ、熱中症になってしまったという。また、伊集院はサイクリング中に症状が出たそうなのだが、“あること”が「とくに怖かった」と語るが、伊集院の身に何が起きたのだろうか?
3大テーマを学び、あらためて危機感を抱いた林は「早め早めに手を打つことが大事。そして無理をしないよう、安全レベルを下げて対応していくことが必要な環境になってきたなと思います」と語る。
一方、同じく危機感を抱いた渡辺からは、「今年の夏は無理して働かなくてもいいかな」と衝撃発言が飛び出し、一同から総ツッコミを受ける場面も。