テーマは原点回帰! 「科捜研の女 season24」のマリコ
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 沢口靖子主演の人気ミステリーシリーズ最新作「科捜研の女 season24」が、今夜3日放送の初回2時間スペシャル(テレビ朝日系・よる8時〜9時54分)からスタート。全レギュラーに加藤諒演じる会計係・加瀬淳平を加えた科捜研メンバーが、京都を揺るがす無差別大量殺傷事件に挑む。

 「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした個性あふれる研究員たちが、専門技術を武器に難事件の真相解明に挑むサスペンスドラマ。1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けており、25周年の節目を迎えた最新章では、「原点回帰」をキーワードに、ドラマの醍醐味である科学捜査についてよりわかりやすく伝え、その面白さを体感できるドラマを目指す。

 その幕開けを飾る初回スペシャルで科捜研メンバーが立ち向かうのは、京都を揺るがす無差別大量殺傷事件。天然温泉が併設されたビジネスホテルで客や従業員、計30人以上が嘔吐、苦悶し次々と倒れる事態が発生。当初は硫化水素中毒が疑われるも、原因は何らかの毒物と判明し、マリコたちが捜査を開始した矢先、大規模イベント会場で毒物がばらまかれる可能性が浮上する。

 節目にふさわしく、初回から充実のゲスト俳優がそろった。まずシーズンゲストとして、鈴木福が新人警察官・新開颯太役で出演。颯太は現場に真っ先に駆けつけた第一発見者であると同時に、事件で亡くなった被害者男性とかつて友人関係にあり、過去に確執があったことも明らかとなり一気に疑惑が深まる。また、事件現場となったビジネスホテルの支配人・大月裕子役で大塚寧々が出演。自分がシフトを組んだホテルスタッフが亡くなったことに責任を感じ苦悩する裕子だが、捜査を進めるうち、彼女の過去が事件と関係していることが浮き彫りとなっていく。さらに、消防の高度救助隊隊長・佐藤剛役で津田寛治が出演。現場に駆けつけ、危険を顧みず救助に当たった佐藤にも亡くなったホテルスタッフの男性との意外な接点が明らかに。女優・豊島心桜が演じる疑惑の設備配管工・島木陽菜も登場し、事件は混迷を極める。

 また放送スタートに合わせて現在、都内複数の駅に「season24」メインビジュアルが登場。「原点回帰」のテーマに合わせてこれまでとデザインを一新し、やさしくやわらかいほほえみを浮かべるマリコとイラスト調の実験器具が配された、ノスタルジックなぬくもりあふれるビジュアルに仕上がっている。ビジュアルは今月7日まで、JR巣鴨駅、JR有楽町駅、東京メトロ日比谷線銀座駅、東京メトロ日比谷線東銀座駅、都営新宿線浜町駅で掲示中。(編集部・入倉功一)