“電子レンジ調理に特化”高機能素材の料理袋、発売 フライパン・鍋なしで焼きそば＆カレー “時短”にも
非常用トイレや人工肛門用の袋といった医療品、食品用の保存袋などの高機能なフィルムを製造・販売しているメーカー「クリロン化成」（大阪市）が、電子レンジで調理もできる高機能素材の料理袋「レンジでおいしい袋モフ」を7月1日に新発売しました。
新商品は「一般的なポリ袋」とされている、厚さ0.01ミリの高密度ポリエチレン袋より強度、耐熱性、防臭性が優れている高機能素材の袋。0.025ミリの厚みで、内層はポリプロピレン（PP）、中間層はナイロン（NY）、外層はポリブチレンテレフタレート（PBT）で構成されており、特許を取得した技術を採用しています。
レンジ調理では加熱が安全にできる耐熱温度として140℃以上が求められていますが、一般的なポリ袋の融点は120℃前後と低いのに対し、モフの食品接触面の融点は160℃と高いため、安全・安心に使うことができるということです。
袋に材料を入れ、レンジ加熱するだけで、焼きそばやカレーなどを調理器具を使わずに作れるのが特長になっており、洗い物の時間などが短縮できるということです。
「レンジでおいしい袋モフ」は、SS（17センチ×27センチ、14枚入り）、S（20センチ×30センチ、12枚入り）、M（23センチ×38センチ、10枚入り）の3サイズで展開。参考小売価格はSSが169円、Sが171円、Mが198円です。
