“声の出演”大塚明夫登場からまさかの結末!『ブラック・ジャック』怒涛のラスト3分に「嘘でしょ!?」「鳥肌立った」
連載開始50周年を迎えた手塚治虫の名作医療漫画『ブラック・ジャック』。高橋一生主演で24年ぶりにテレビドラマ化され、6月30日(日)に放送された。
ドラマラストでは、アニメ版でブラック・ジャックの声優を務めた大塚明夫が“声”で出演。ニュースキャスターの声を担当したが、衝撃的なニュースが読み上げられ、視聴者をざわつかせた。
(※以下、ネタバレを含みます)
◆絶妙な後味のラスト3分
今回の物語の中でブラック・ジャック(高橋一生)は、六実明夫(宇野祥平)から奇病にかかった妻・六実えみ子(松本まりか)を治してほしいと頼まれる。
ブラック・ジャックがえみ子を診ると、彼女は“獅子面病”により患部の骨が膨らみ、顔面が著しく変形していた。
世界的に見ても珍しい病の治療に、ブラック・ジャックは「2億ですかね」と告げる。莫大な治療費を提示された明夫は、この依頼をためらうことに…。
そして、夫に負担をかけたくないと考えたえみ子は、自ら死を選ぶことを試みる。死の危機に瀕したえみ子を横目に、ブラック・ジャックは夫の明夫へ「2億出せば、命だけは助けてやる」と投げかけた。
覚悟を決めた明夫は、自分の臓器を売ってでも金を払うと答えた。
そうしてブラック・ジャックがえみ子の命を救うと、彼女の顔も病気にかかる前の状態に戻っていた。
さらにブラック・ジャックは、治療費は明夫が将来亡くなったときに臓器提供してくれればいいと告げる。一時は死を選ぼうとしたえみ子だったが、「この命大切にします」と再び生きる希望を見出していた。
六実夫婦の問題が無事解決し、物語が終わりに向かうなか、残り3分ほどのところでテレビからニュース番組の映像が流れた。ニュースを読むキャスターの声は、アニメ版でブラック・ジャックの声を担当した大塚明夫。これにSNS上は「嬉しいサプライズ」「大塚明夫さんが声で参加するの粋」と盛り上がる。
しかしそのニュースの内容は、崩落事故で六実夫婦が土砂の下敷きになったというショッキングなもの。
ブラック・ジャックが動揺した表情を浮かべつつ、「まだ息があるかもしれん」と現場に向かおうとするところで物語は終了。まさかの幕引きに視聴者からは「えっ、嘘でしょ!?」「このラストは鳥肌立った」と驚きの声が相次いでいた。