Windowsのあちこちに表示されるMicrosoftの広告を非表示にする方法まとめ
Windows 11を使っていると、スタートメニューやエクスプローラー、ロック画面などいたるところにMicrosoftの広告や推奨事項が表示されます。PCで使うアプリやサービスを自分で決めたい人にとっては全くもって不要な広告ばかりなので、非表示にする方法をまとめてみました。
How to Disable Microsoft's Ads and Recommendations in Windows 11
・目次
◆1:スタートメニューからアプリの広告を削除
◆2:エクスプローラーからOneDriveの広告を削除
◆3:ロック画面からMicrosoft製品の広告を削除
◆4:Microsoftへのデータ送信を無効化
◆1:スタートメニューからアプリの広告を削除
Windows 11では、スタートメニューでアプリやファイルを検索すると、検索結果にまぎれてMicrosoftが推奨するアプリの広告も表示されます。検索結果から広告を非表示にする手順は以下の通り。
まず、スタートメニューから「設定」アプリを検索して実行します。
「プライバシーとセキュリティ」をクリックしてから「検索アクセス許可」をクリック。
「検索のハイライトを表示する」のトグルスイッチをオフに切り替えれば、広告は非表示になります。
また、Windows 11では2024年4月23日に配信されたアップデートによってスタートメニューのトップ画面にもMicrosoftの広告が表示されるようになりました。スタートメニューのトップ画面から広告を消す方法は以下の記事にまとめています。
Windows 11でスタートメニューに表示される広告をオフにする方法 - GIGAZINE
◆2:エクスプローラーからOneDriveの広告を削除
Windows 11でOneDriveを有効化していると、エクスプローラーを開いている際にOneDriveのプランに関する通知が表示されることがあります。この通知もオフにできます。
まず、エクスプローラーの画面右上のメニューボタンをクリックしてから「オプション」をクリック。
「表示」をクリックしてから詳細設定内にある「同期プロバイダーの通知を表示する」のチェックを外して「OK」をクリック。これで通知が表示されなくなります。
◆3:ロック画面からMicrosoft製品の広告を削除
Windows 11では、ロック画面にもMicrosoftの製品をアピールする広告が表示されます。
ロック画面の広告を非表示にするには、まず設定アプリを起動して「個人用設定」をクリックしてから「ロック画面」をクリック。
「ロック画面を個人用に設定」の欄が「Windowsスポットライト」に設定されている場合は、「画像」もしくは「スライドショー」に切り替えます。
続いて、「ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する」のチェックを外せば設定完了です。
◆4:Microsoftへのデータ送信を無効化
Windows 11では、広告を非表示にしても「広告の表示内容選択に使われる情報」はMicrosoftに送信され続けます。そこで、Microsoftへの情報送信を停止する方法もまとめておきます。まず、設定アプリを起動して「プライバシーとセキュリティ」をクリックして「診断とフィードバック」をクリック。
「カスタマイズされたエクスペリエンス」をクリック。
トグルスイッチをオフに切り替えます。
次に、「プライバシーとセキュリティ」をクリックして「全般」をクリック。
表示される設定項目をオフに切り替えます。なお、この操作で「設定画面に表示される広告」も非表示にできます。
続いて、「個人用設定」をクリックしてから「デバイスの使用状況」をクリック。
設定項目をすべてオフに切り替えます。これで設定は完了です。