Image: ギズモード・ジャパン

みんな、愛(AI)足りてる?

昨今、AIの勢いが凄まじいですよね。でも実際に使いこなしてる人はまだ少ない気がします。

そんな中、最近登場したのが「AI PC(エーアイピーシー)」。これはAI専用プロセッサが搭載された、まさにAI特化型のPCです。

AI PCにもいろんな種類がありますが、今回はAMDのAI対応プロセッサ「AMD Ryzen™ AI」とその搭載PCを紹介します。

Video: ギズモード・ジャパン

そもそも「AI PC」って?

AI PCが普通のPCと異なる点。それはCPUやGPUに加えて、AI専用の「NPU(Neural Processing Unit)」が搭載されてることです。

これによりPC上でのAIの利用をより効率的に処理できます。現在だとクラウドで使えるAIサービス(ChatGPTやMidjourneyなど)や、高性能なGPUを使ってローカルで動かすこともできますが、クラウドだとサービス毎に利用料がかかったり、GPUは高価格だったりと、コストがかかるんです。

NPUを搭載していれば、これらのコストを抑えつつローカルでのAI体験を提供してくれます。まだローカルのAI体験に対応したソフトは少ないですが、今後どんどん増えていくでしょう。

AMD Ryzen™ AIの強み

Image: AMD

AMDは長年にわたり、CPUとGPUの設計で名を馳せてきました。その技術と知見を活かして開発されたAI対応プロセッサAMD Ryzen™ AIは、NPUだけじゃなく、CPU、GPUの各ユニットが一体となって構成されています。そのため、CPUやGPUの力もフルに活用して、いろいろなAIを動かせる、フレキシブルな処理能力を実現しているんです。

また今回紹介するPCにのっている「AMD Ryzen™ AI」搭載のAMD Ryzen™ 8000 プロセッサは、素の性能がバランス良く高め。多くの人が必要とする仕事やゲーム、画像編集とかのクリエイティブ作業なんかもちゃんと動かすことができます。

AMD Ryzen™ AI搭載PCならコレ

ということでAMD Ryzen™ AIを搭載したPCを紹介します。詳しくは動画をチェックしてください。

HP Envy x360 14-fa

ディスプレイが360度開いてタブレットのように使える2 in 1 PC。ディスプレイは14インチで、タッチ操作、ペン入力にも対応しています。またNPU搭載PCでしか使えないWindows Studio EffectというAI機能も搭載。これはインカメラで作動する機能で、顔を追従するオートフレーム機能や視線維持補正など、ビデオ会議をより快適にする機能が満載です。キーボードにはCopilotキーも。重量は1.39kgと軽く、持ち運びにも便利そう。

Dell Inspiron 14 2-in-1

こちらのPCもその名の通り2 in 1 PC。キーボードにはInspironシリーズとしては初のCopilotキーを搭載してます。ディスプレイは16:10の14インチで、タッチ操作・ペン入力に対応。仕事はもちろんゲームも軽くこなせる性能を持ち、ポートもUSB Type-Cx2、USB Type-Ax2、SD card reader、HDMIとバッチリ揃っています。

どちらのPCも手頃な価格なので、これから仕事でAIを活用していきたいような人にとって良い選択肢になるのではないでしょうか。

Source: 日本AMD株式会社