天板がスライドして広くなる!オンウェー「Xテーブル」でキャンプスタイルも拡張しよう

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【アウトドア銘品図鑑】

普段は自然の中で静かに過ごしている孤高のソロキャンパーでも、家族や友だちにおねだりされていっしょにキャンプ場へ出かけることはままあります。

そんなときに悩ましいもののひとつがテーブル選び。

ソロであれば調理も食事も幅50cm程度のテーブルで十分まかなえますが、2人以上で囲むにはちょっと狭い。2人なら幅90cm、3〜4人なら幅120cmくらいはほしいところ。

幅50cmのテーブルを2台、3台並べて対応するという手もありますが、複数台並べるとテーブルの繋ぎ目のがたつきが気になっちゃう。どうしたものかと悩んでいるソロ時々デュオキャンパーに朗報です。

アウトドア・ファニチャー作りに定評のあるオンウェーの新作「Xテーブル」(3万2780円)は、スライド天板を採用し、天板をぐーんと広げられるようになっています。

ガスバーナーを置いても安心で、焚き火のそばでも使いやすいアルミ製。しかもこのスライド構造のおかげで、イマドキのキャンプスタイルにも対応しているんです。

 

■天板は載せるだけなのに安心感あり

「Xテーブル」は、パッと広げるだけのスタンドとスライド式天板、棚板と追加フレームの4つの部品から構成されています。

天板もスタンドもアルマイト加工が施されたアルミ製で、サラッとした感触。指紋が付きにくく、厚めのアルマイト加工で傷が付きにくいのは大歓迎です。

▲左から追加フレームと棚板、スライドタイプの天板、スタンド

組み立てはとってもシンプル。スタンドに天板を載せるだけなので直感的に組み立てられます。

▲4つのフックがスタンドのバーを支えている

▲棚板にも半円の切り欠きがある

しかも、置くだけなのに天板や棚板がズレないようになっているのはさすが。わかってます。

▲天板裏にはパッチン錠が付いている

スライド天板が不意に動かないようロックも付いています。

▲ローチェアと相性のよい高さ40.5cm。重量は5.3kg

座面高38cmの「スリムローチェア」と並べるとちょうどいい感じです。そして天板の広さは幅65cmでソロなら十分の広さ。下段の棚もしっかりしているので、実質幅90cm。デュオでも対応できますよ。

 

■3つのスタイルに変化してビルトインも!

「Xテーブル」のスライド天板はとてもスムーズに動きます。イヤな音もなくストレスがありません。

天板には丸い穴があいていて、ここに指を引っかければ楽にスライドします。

▲65×45.5×H40.5cm。この時点では追加フレームを使用しない

▲天板を外側にスライドさせ、間に追加フレームを載せる

天板を広げる途中ですが、このときに他社製バーナーをセットすれば人気のビルトインを実現!

ファミキャンのキッチンテーブルとして活躍するし、デュオならメインテーブルにもなり得ます。サイズがあうバスケットを見つけて吊り下げても使いやすそう。

▲90.5×45.5×H40.5cm

下段棚板を真ん中の追加テーブルに載せると幅90.5cmのテーブルに!

下段棚板を天板として利用しても、スタンドにはメッシュ棚が張られているので小物を置けます。重い鍋はちょっと厳しいですが、カトラリーなどちょっとした小物なら十分対応します。

奥行きは少し狭めですが、メッシュ棚を上手く使えば2〜3人での利用にも対応しますね。

▲熱い鍋を直接置いてもOK

天板は植物モチーフのナチュラルな模様が切り抜かれていてエレガント。

人によってはもっと無機質なデザインがいいなど好みはあると思いますが、鍋やバーナーからの熱を溜め込まないし、軽量化にも役立っています。

天板の耐荷重は10kg。8インチほどのダッチオーブンなら料理込み+バーナーを置いても問題ないでしょう。10インチ以上になるとちょっと不安かもしれませんが、ソロや2〜3人でのキャンプを想定するなら十分です。

バーナーを組み込めるテーブルが増えていますが、「Xテーブル」は耐荷重と軽さ、そしてどのスタイルでも2段で使えるなどオンウェーらしい機能が詰まっています。

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<取材・文/大森弘恵 撮影協力/オンウェー>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X

 

 

 

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