『Believe』最終回、弁護士・秋澤(斎藤工)に“激アツ”展開!「最高のバディ」「株がうなぎ登り」

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6月20日(木)、木村拓哉主演のドラマ『Believe−君にかける橋−』の最終回が放送された。

これまでの謎をすべて解明した最終回。主人公・狩山陸(木村拓哉)の弁護士でありながら不審な行動をとっていた秋澤良人(斎藤工)の真意も明らかに。

また、秋澤の行動の“芯”となる過去の出来事も明かされた。

(※以下、最終回のネタバレがあります)

【映像】秋澤が語った…狩山を助けたかった理由

◆「なんでもすると申し上げました」

「龍神大橋」の“事故”の真相を暴くため刑務所から逃走していた狩山(木村)だが、前回第8話ラストで再び警察に捕まってしまった。すると、そんな狩山のもとを秋澤(斎藤)が訪れる。

秋澤は事故を計画した疑いのある帝和建設社長・磯田典孝(小日向文世)と接触しており、狩山はそんな秋澤に対して疑いをもって自身の弁護士から解任していた。

よって狩山は秋澤を突き放すが、秋澤は龍神大橋の事故についてずっと調べていたと資料を見せ、「やっと再審の請求ができる可能性がでてきました」と告げる。さらに、磯田が証拠を破棄した際の音声も録音していると話した。

狩山が「あなたは社長の懐に入って事故の原因を調べに行ったって言いたいんですか?」と戸惑うと、秋澤は「依頼人の利益を守るためなら、なんでもすると申し上げました」と返す。

なぜそこまでするのか…狩山が尋ねると、秋澤は「狩山さんは逃げなかったから…」とこぼした。

◆秋澤が背負う辛い過去

そうして、秋澤を疑いつつもあらためて弁護を任せることに決めた狩山。再審に向けて準備を進めるなかで、狩山は秋澤を信頼し謝罪する。

すると秋澤は、重い表情で「いえ、狩山さんに話していなかったことがあります」と切り出した。

秋澤は5年前、交渉を担当していた企業から解任を言い渡され、「それならもう首をくくるしかありませんね」と捨て台詞を吐いてしまったという。その後企業は倒産し、経営者は首を吊って亡くなってしまった。

秋澤は「それ以来人前でしゃべるのが怖くなってしまって」と明かし、それでも挽回するために世間で注目を浴びていた狩山の弁護を引き受けたという。そして、狩山から解任を言い渡されても調査を続けたのは、同じ失敗を繰り返さないためだと続けた。

彼の過去を知った狩山は、初対面のころから秋澤が慎重に言葉を選んで話していたことを思い出し、「だからこそ信頼できた」と伝える。そして「先生、あらためてよろしくお願いします」と頭を下げた。

狩山からようやく信頼された秋澤は、「狩山さん、必ず無罪を勝ち取りましょう」と力強く返していた。

過去の失敗を乗り越え、最後の最後に狩山の“味方”となった秋澤に、SNS上では「まさか敵のふりをして味方として調べてたとは!」「最高のバディ」「株がうなぎ登りしてる」と興奮する視聴者が絶えなかった。