「薄っぺらい“誠”だなぁ!」三浦涼介、魂の叫び。最期まで華麗に散った芹沢鴨に「涙腺崩壊」「とにかく圧倒される」<君とゆきて咲く>
手塚治虫の隠れた名作を初映像化したシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』。
6月19日(水)に放送された第9話では、壬生浪士組の面々が頭取である芹沢鴨(三浦涼介)を失脚させる決断をした。ボロボロになりながらも戦い続ける芹沢に、「三浦さんの散り際の演技マジでええな」「超かっこよかった!」と反響が相次いだ。
◆「やるかぁ…土方」ついに仲間同士の戦いへ
芹沢の身勝手な行動により、せっかく信頼を得た会津藩主・松平容保(味方良介)から不信感を抱かれた壬生浪士組。そしてついに壬生浪士組は芹沢を失脚させようと動きはじめる。
ある日少人数の護衛とともに帰ってきた芹沢を、武器を構えた壬生浪士組の面々が囲み、筆頭には副長の土方歳三(阪本奨悟)が立っていた。
局長の近藤勇(高野洸)はその場にいなかったものの、芹沢は彼が自分を切り捨てる道を選んだのだと察する。
これまで強気の姿勢を崩さなかった芹沢だが、どこか寂しそうにも聞こえる声で「やるかぁ…土方」と刀を構えた。
一気に混戦が始まると、芹沢は徐々に追い詰められていく。しかし切腹するように言われても自害は選ばず戦い続けた。
血を吐きながらも「なにぬるいこと言ってんだよ」「てめぇらの正しさのために邪魔になるもんはこれから全部斬ってくんだろ!薄っぺらい“誠”だなぁ!」と叫ぶ芹沢の気迫は、見ていて引き込まれる。
史実通りに描かれた“芹沢粛清”。息をのむ戦いに、ネット上でも「涙腺崩壊」「とにかく圧倒される」「生き方も死に方も全てが素敵」といった声が寄せられた。