「土方を斬れ」芹沢鴨(三浦涼介)から迫られた“究極の選択”。近藤勇(高野洸)の答えは…「目指す所は同じなのに」<君とゆきて咲く>
手塚治虫の隠れた名作を初映像化したシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』。
6月19日(水)に放送された第9話では、壬生浪士組の頭取である芹沢鴨(三浦涼介)が局長の近藤勇(高野洸)に自分と副長の土方歳三(阪本奨悟)のどちらかを選べと迫る場面があった。
◆「選べ近藤、俺か土方か」
会津藩主・松平容保(味方良介)に認められた壬生浪士組。しかし毎回芹沢が尊王攘夷派との宴会に明け暮れて謁見に姿を見せず、松平は不信感を抱きはじめていた。
近藤は芹沢のもとへ向かい、「容保公との謁見、頭取もご参加願いたく。話をすれば誤解は解けるはずです」と訴える。しかし芹沢は聞く耳を持たず「俺はやっぱりお前が嫌いだよ」と返すのだった。
それでも近藤が頭を下げると、「これからすべてがひっくり返る。武士だなんだってのは関係ない全部ごちゃまぜの混沌の時代。そんななかでお前は輝く」と語り出す芹沢。
そして突然「でも光はまっすぐにしか進めねぇ。土方を斬れ近藤。できねぇなら俺は抜ける」と言い放った。
困惑する近藤に芹沢は、「俺は常にお前を疑う。土方は何があってもお前を信じる。それはお前にとって毒になる」と続ける。
近藤は「芹沢さん…やめよう。俺たちはここまで同じ道を歩んできた同志じゃないか!」と抗ったが、芹沢は「選べ近藤、俺か土方か」と残酷な選択を突きつけるのだった。
壬生浪士組内で対立が始まる展開に、SNS上では「急に苦しい選択」「どっちかを選ばないといけない近藤の立場辛いな」「目指す所は同じなのに」といった反響が相次いだ。