マイナー両軍の若手に食事を提供! ダルビッシュ有が異例の1A登板後に見せた“太っ腹行動”が反響「とても気品がある」

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マイナーでメジャー復帰に向けた準備を重ねるダルビッシュ。(C)Getty Images

 怪我からの復帰に向け、着々と準備を進めるダルビッシュ有(パドレス)。現地時間6月19日には、球団傘下の1Aフォートウェイン・ティンキャップスでリハビリ登板を実施。3回⅓(49球)を投げ、被安打7、6失点、3三振、1四球、1暴投と精彩を欠いたが、実戦復帰という第一歩を歩み出した。

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 異例の1A登板となったベテランだが、彼の“メジャー級”の振る舞いが話題となっている。フォートウェイン・ティンキャップスの備品整理や用具係を務めるサム・ルイス氏は、自身のXでダルビッシュが試合後に自軍と対戦したティンバーラトラーズの選手たちにも軽食を準備したことを紹介した。

 もっとも、米球界ではメジャーの投手がリハビリなどのためにマイナーで投げる際には、チームに食事の差し入れをするのが慣例となっている。ダルビッシュもその慣わしに沿ったのだが、相手チームにもイタリアンとステーキを用意する行為にはルイス氏も仰天。「ユウがフォートに来てくれて本当に嬉しい。今夜は子どもたちに食事を与えてくれてありがとう」と脱帽した。

 マイナー選手たちの食事をケアしたダルビッシュの太っ腹な行動はファンの間で話題に。ルイス氏の投稿には「(ダルビッシュは)とても気品がある」「なんて振る舞いだろう」「凄い行動だ」といった称賛のコメントが相次いだ。

 黒田博樹氏の持つ日米通算最多勝利(203勝)記録にあと3勝と迫っているダルビッシュ。マイナーで心身ともにケアをすることで万全を期して、大記録に挑んでもらいたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]