【シェフ脇屋の簡単中華】春巻きより簡単♪茹で野菜を“湯葉”で巻く「彩り野菜の精進揚げ」作ってみた!

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精進揚げって、あまり聞きなれない言葉ですよね。実は中国伝来の精進料理のひとつなのですが、中国料理では結構ポピュラーなこの精進揚げを、笑顔のやさしいおじさん、脇屋シェフがYouTubeで紹介していました。材料はこれだけ⁉工程も少なっ!と思うほど簡単そうなので、人生初挑戦の半乾燥湯葉を使って、さっそく作ってみました!

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脇屋シェフの「彩り野菜の精進揚げ」の材料と作り方

【材料】※2人分
・いんげん…12本
・にんじん…50g
・じゃがいも…50g
・半乾燥湯葉…4×10cmに切ったもの12枚(春巻きの皮でも可)
・のり(小麦粉を水で練ったもの)…適量
・塩…少々
・甜麺醤…小さじ1



【作り方】※調理時間:15分
1. 野菜(にんじん、じゃがいも、いんげん)は6~7cm長さのスティック状に切り、竹串が通る程度に数分下茹でします。



2. にんじんとじゃがいもに塩をふって軽く混ぜます。



3. 甜麺醤を加えて野菜に絡まるくらいに和えます。



4. 湯葉の上にじゃがいも、にんじん、いんげんを1本ずつ乗せて、端から巻きます。



5. 巻き終わりにのりを付けてしっかり止めます。


※湯葉の両端から野菜が少し出るので、見た目がよくなります。



6. フライパンに揚げ油(分量外)を1cm深さ程度に入れて180℃で熱し、数本ずつ入れて揚げます。



7. 湯葉がプクッと膨らんできたら裏返します。



8. 全体に膨らんだら取り出してしっかり油切りし、皿に盛り付けて出来上がりです。



野菜の彩りと揚げた湯葉の色がとてもよく合い、見た目にもきれいな料理です。野菜は適度に下茹でしてありますので食感を残しつつも歯切れがよく、カリっとした湯葉の歯ごたえとのコントラストも楽しめます。味付けが塩と甜麵醬だけとは思えないほどおいしく、湯葉の風味と揚げ油の風味もあって野菜だけなのに満足な一品になりました。

今回大変だったのはこの「半乾燥湯葉」で、近隣のスーパー関連はどこも扱っておらず、結局通販で購入しました。乾燥湯葉は結構種類もあるのですが、半乾燥湯葉が少ないのにはちょっとびっくりです。でも幸いなことに、脇屋シェフがYouTubeで紹介していたのと同じ半乾燥湯葉が入手できましたので、ちょっとうれしかったりしてます。この半乾燥湯葉、実は1袋10枚入りで、今回使用した4×10cmを12枚切っても、10枚のうち1枚しか使いません。そう考えると、安い買い物かもしれません。

わたしは個人的に湯葉巻き揚げが大好きで、年末年始になると中華料理店でエビの湯葉巻き揚げを必ず買って紹興酒で楽しい時間を過ごします。春巻きの皮でも代用できるのですが、やはり味と食感が全然違います。今回まだ9枚も残っているので、自分でエビの湯葉巻き揚げを作ってみようと思いますし、他の材料でもとにかく巻いて揚げてしまえばいいので、結構なバリエーションが楽しめそうです。

なかなか自分で精進揚げを作る機会はないと思いますので、この機会にぜひ作ってみてください!