Microsoft 365などソフトウェアをクラウドサーバーで動作させることでサービスのように扱えるシステムを「Software as a service」というように、「○○ as a service」というのは○○に入るものをサービスとして提供する行為の総称です。「Cat as a service」はいつでもネコを召喚できるシステムということなので、実際に多数のネコを召喚しまくってみました。

Cat as a service (CATAAS)

https://cataas.com/

サイトのトップページはこんな感じ。記事作成時点で1640匹のネコが居るとのこと。「Give me a cat」をクリック。



「https://cataas.com/cat」が開き、マンチカンが登場しました。召喚されるネコは毎回ランダムで、リロードするたびに変化する模様。



ページをスクロールすると基本的なAPIが説明されています。先ほどアクセスした「/cat」は「ランダムなネコを出力する」と説明されていました。



◆タグ

「https://cataas.com/cat/」の後ろに、それぞれの画像に付与されたタグを入力すると、当該タグのネコ画像だけを絞り込んで呼び出すことができます。たとえば「https://cataas.com/cat/orange,cute」と入力すると、体毛がオレンジ色っぽいかわいいネコが召喚されました。タグはカンマ区切りで複数入力が可能ですが、該当タグの画像がないときは呼び出しに失敗します。



◆GIFアニメーション

「https://cataas.com/cat/gif」にすると、GIFアニメーション形式のネコ画像を呼び出すことが可能です。



◆テキスト出力

「https://cataas.com/cat/says/」に続いてテキストを指定することで、ネコの画像に文字を付けることが可能です。例えば「https://cataas.com/cat/says/hello」と指定してアクセスすると下図の様に画像の下部に入力した文字が付与されて出力されました。



◆タグとテキストの複合指定

タグでのフィルターとテキスト入力を同時に使用することも可能です。「https://cataas.com/cat/cute/says/hello」と指定すれば「cute」タグが付いたネコ画像が出力され、下部にhelloという文字が入っているはず。背景とかぶってしまって見えにくいものの、よく見ると確かに「hello」という文字が表示されています。



◆テキストの大きさや色を変更

テキストとして入力する文字の大きさや色を指定することもできます。「https://cataas.com/cat/says/hello?fontSize=50&fontColor=red」のようにsizeを50に、colorをredに指定すると下図の画像が出力されました。



基本的なAPIに加えて、さらに出力結果をカスタムできる「Advanced」なAPIも用意されています。



また、全てのネコのデータやタグの情報を出力するAPIも存在しています。



ページの一番上にある「Upload cat」をクリックすると、自分のネコ画像をタグを指定してアップロードできるようになっていました。



APIの一覧や利用可能なオプションの一覧はドキュメントに記載されているので、思い通りのネコを呼び出したい場合は確認してみてください。