ザ・フリードキン・グループがエヴァートン買収で合意か 財政難で売却が急務
イングランド・プレミアリーグのエヴァートンFCの新オーナーにフリードキン・グループが内定した可能性があることが分かった。
大筋で合意に達した模様だと『BBC』が報じている。
財政難にあえぐエヴァートンのファルハド・モシリ率いる経営陣は、新たなオーナーの候補と交渉を続けてきた。が、ここにきてサウジアラビア王族に関連するコンソーシアムのヴァチェ・マヌーキアン弁護士は交渉からの撤退を認めているという。
ザ・フリードキン・グループはトヨタのディストリビューターで、CEOを務めるダン・フリードキンは総資産が約1兆円のアメリカ人富豪。イタリア・セリエAのASローマでもオーナーを務めている。今後は二足ならぬ三足のワラジを履くことになる。
エヴァートンとローマが選手の移籍など、どのような連携を行っていくかも注目だ。「二度あることは三度ある」というだけに、今後さらなるクラブの買収を行い、第二のシティ・フットボール・グループ化を目指しているかという点も気になるところだ。