動画編集ソフトウェアのDaVinci Resolveやプロ向けのカメラ機器を販売する映像機器メーカーのBlackmagic Designから、プロ向けの本格的な仕様ながらサイズはコンパクトで値段も比較的お手頃なカラーパネル「DaVinci Resolve Micro Color Panel」が登場しています。プロのカラリストだけでなく、アマチュアの動画編集者でも手が届く価格のカラーパネルがついに登場したということで、実機をBlackmagic Designからお借りすることができたのでどんな製品に仕上がっているのか写真を撮りまくってチェックしてみました。

DaVinci Resolve Micro Color Panel (JA) | ストア Blackmagic Design

https://www.blackmagicdesign.com/jp/store/davinci-resolve-and-fusion/color-panels/W-DRE-121

「DaVinci Resolve Micro Color Panel」のパッケージはこんな感じ。



箱の中には発泡スチロールに守られるようにDaVinci Resolve Micro Color Panel本体とUSB-Cケーブルが入っていました。



DaVinci Resolve Micro Color Panel本体がコレ。サイズは横364mm×縦182mm×高さ48mmで、重さは1.18kg。横幅はテンキーレスのキーボードくらいで、重さも1.18kgなので持ち運びも十分可能。



2018年に登場した12.9インチのiPad Proと並べるとこんな感じ。



本体の長辺部分に沿って伸びる溝部分にiPadを立てかけることができます。



本体中央下部には3つのトラックボールが配置されており、トラックボールとその周りにあるリングコントローラーを回転させることが可能。



本体上部には12個のノブが配置されています。ノブは左から「Y LIFT」「Y GAMMA」「Y GAIN」「CONTRAST」



「PIVOT」「MID DETAIL」「COLOR BOOST」「SHADOWS」



「HIGHLIGHTS」「SATURATION」「HUE」「LUM MIX」を操作するためのものです。



実際に指でつまむとこんな感じ。非常に滑らかに左右に回転させることが可能。



キーは左端に14個



トラックボールの上に13個



右端に13個配置されており、頻繁に使用する機能やワークスペースのナビゲーション用のキーなどが配置されています。



キーはカチカチ音などはなくスッと静かに沈み込む感じですが、キーストロークが2mmあるのでしっかりと押した感覚が残る印象です。





本体の前面には何もなし。



後面は以下の通り。



中央にBluetoothペアリング用のボタンとUSB-Cポートがあります。



左右の側面にも何もありません。





裏面はこんな感じで左右に大きめの滑り止めが配置されています。DaVinci Resolve Micro Color Panelは1.18kgとかなり軽めですが、作業時に本体が滑ってしまい誤操作を招くといった心配もありません。



付属のUSB-Cケーブルは、PCと有線接続して使用する際に利用するもの。DaVinci Resolve Micro Color PanelはBluetoothを利用した無線接続で利用することもできますが、本体を充電するためにもUSB-Cケーブルは必要になってきます。



なお、DaVinci Resolve Micro Color PanelはBlackmagic Designの公式ストアで販売中で、価格は税込8万4980円です。

DaVinci Resolve Micro Color Panel (JA) | ストア Blackmagic Design

https://www.blackmagicdesign.com/jp/store/davinci-resolve-and-fusion/color-panels/W-DRE-121