40代からの「髪のツヤ出し」&「ボリュームアップ」テク。ひと手間で若見えヘアに
歳を重ねるとボリュームのなさやパサつきなど、髪のお悩みが増える方も多いですよね。髪の悩みを放置すると、全体が一気に老けて見えてしまうことも。そこで、ヘア＆メイクアップアーティストの高松由佳さんに、髪のツヤとボリュームアップを叶える簡単なテクニックを伝授してもらいました。
ドライヤーで頭頂部のボリュームと髪のツヤをつくる
ぺたんこ髪をふっくらさせ、ツヤを引き出す決め手はドライヤー使いにあり。
「毛の根元から風を当て、仕上げには冷風を。これだけで、ボリュームとツヤがよみがえります」（ヘア＆メイクアップアーティスト・高松由佳さん、以下同）
●毛先を引っぱりながら上から風を当てる
髪がほぼ乾いたら、ツヤを出すため冷風にチェンジ。
「髪を軽く引っぱりながら、頭頂部から毛先に向けて冷風を当てて」
●分け目を変えて根元に下から風を当てる
髪をかき上げ、根元に風を当てるのがドライヤーの基本。
「トップは分け目と逆向きに風を当てれば、さらに毛量アップ」
スタイリング剤でツヤ感を仕込んで老け見え予防
髪にツヤを与えるスタイリング剤は、大人にこそ必要と高松さん。
「気になるうねりも、ツヤ感があればニュアンスに変化。おしゃれに見えるんです。まとめ髪のときも忘れずに仕込んで」
●毛先は内と外からもみ込む
つける順番はまず毛先から。
「スタイリング剤を手のひらに薄くのばしたら、毛先の内側、外側になじませて」
●頭頂部と前髪は軽めにトントン
中間部分にもなじませたら、最後は頭頂部と前髪に。
「手に残ったスタイリング剤をトントンと軽く置く程度でOK」
●日中のアホ毛は老け見えの原因。水をつけるのは絶対NG
髪全体をパサついて見せてしまうアホ毛。
「外出先で気になったら、水ではなくハンドクリームをつけてみて。ごく少量で落ち着くはず」
若見えヘアをつくるタイプ別・おすすめスタイリング剤
スタイリング剤とひとことで言ってもその種類はさまざま。タイプ別におすすめのスタイリング剤をご紹介します。
●バーム
ツヤ感だけでなく、しっとり感やまとまり感が欲しい人はブロー後にバームを塗布。それだけでなく崩れ防止にも。
・スーパーポジティブ 精油クリーミーヘアバーム 40g \1980（ザ パブリック オーガニック）
●オイル
テクスチャーはバームより軽めで、サラッとした仕上がりが特長。ブロー前後、どちらにつけてもOK。
・エッセンシャル ザビューティ 髪のキメ美容プレミアムヘアオイル 60ml \1078〈編集部調べ〉（花王）
●スプレー
ブローの前後、いずれかに使えば、手を汚さずにツヤがアップ。サラッと軽やかに仕上がるものを選ぶと良いでしょう。
・大島椿 ヘアスプレー 140g \1320（大島椿）
即若見えするテクニック2選
ちょっとしたテクニックで、さらに若見えがかないます。
●結ぶなら…顔回りのおくれ毛にスタイリング剤をもみ込む
おくれ毛に少量のスタイリング剤をつけたら、もうひと手間。
「ねじって束感を出すとこなれて見え、お疲れ感のないまとめ髪になります」
●ダウンヘアなら…表面だけヘアアイロンを軽くとおす
手軽にツヤを出したいときに便利なのがヘアアイロン。
「使うのは髪の表面だけでOK。毛先は真っすぐよりも、少し内巻きがまとまります」
