5月22日(水)、大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。日刊スポーツの「稲田朋美衆院議員、寄付で税控除 不記載議員に発覚相次ぐ 識者「利用すべきでない」」という記事を取り上げ、パーソナリティの大竹まことがコメントした。

自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で、計196万円の政治資金収支報告書への不記載があった稲田朋美衆院議員(福井1区)が2020~22年、計202万円を自らが代表を務める党支部に寄付し、所得税の一部を控除されていたことが28日、分かった。

稲田氏は20~22年に計202万円を「自民党福井県第1選挙区支部」に寄付し、控除を受けた。28日に文書を出し、控除は法令にのっとり申告したものと主張。派閥からの還流分が寄付の原資ではないとした。稲田氏は控除は法令にのっとり申告したものと主張し、派閥からのキックバック分が原資ではないとした。菅家氏も含め両議員とも適法と主張するが青山学院大学の三木義一名誉教授(税法)は「政党への寄付控除は一般の有権者の政治参加を促すのが目的で、政治家が利用する制度ではない。限りなく違法に近く、税の優遇を受けた与党議員がいること自体、恥ずべきことだ」と指摘した。

日刊スポーツ「稲田朋美衆院議員、寄付で税控除 不記載議員に発覚相次ぐ 識者「利用すべきでない」」より

大竹「これ何してるかって聞いたら、自分が代表を務める政党支部に自分の持っている裏金を寄付したって話なんだよ」

砂山アナ(アシスタント)「菅家さんの場合はそうだったってことですね」

大竹「自分が代表を務めている支部に自分が寄付してるんだよ。意味わかる?」

いとうあさこ(アシスタント)「まったく」

砂山アナ「自分が寄付をすることによって寄附控除という制度が受けられますので、自分の所得税がその分控除される」

壇蜜(パートナー)「登場人物は1人ですよね。寄付って言ってますけど」

大竹「あの申し訳ない。私このお金ちょっと寄付させていただきます。ちょっと待ってください。反対側に回って、あなたが私に寄付してくれるんですか?」

壇蜜「落語でよく見るやつ!落語で見るやつ」

いとう「同一人物が」
大竹「何をやっているんだと。で、寄付だから控除が受けられるとそういう話なわけだよ。政党支部の代表が自分で自分に寄付をすると。このシステム(租税特別措置法)自体は、庶民のいろいろな人から寄付もしてもらったりすることがあるかもしれませんっていうような意味合いでできたんだろうと思うけど、支部を何のために使ってるんだって」

壇蜜「違法じゃないんですか?」

大竹「今のところ、規定はないんだよね。だから菅家さんはこれは法律的に違法じゃないって言い張ってるんだよ」

壇蜜「ダメじゃないってこと?」

大竹「ダメじゃない。まあダメじゃないっていうくらいの抜け穴っていう意味合いだと思うけども。菅家さんは他にもこういうことやってる人はいますよ。みたいなこといってて、稲田さんの場合はちょっと違うの?」

砂山アナ「稲田さんの場合はキックバックのお金ではないというふうに言っています」

壇蜜「じゃあ何のお金なんだろう」

砂山アナ「一応政党支部から、事務所使用料というのを自分に払ってもらってたそうなんですけど、その半分をじゃあ寄付として、返しますよってことなんですかね。その半分を翌年に支部に寄付する契約だったということなんですけど、ちょっとこの構造はよくわからないです」

大竹「政党支部の家賃をどこに払うの?家賃を取ってたの?」

砂山アナ「ということみたいですね」

大竹「ここもわかんないよね。何をやってるんだと」