え~!?きゅうりって冷凍できるの?「ポリポリ食感は◯◯◯でキープ!」さっそく試してみた♪【青髪のテツ】

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こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。今回は、「きゅうりの冷凍術」をお伝えします!そう、きゅうりも冷凍できちゃうんですよ~。「冷凍するとブヨブヨ食感になっちゃうのでは…?」と思う方も多いと思いますが、下ごしらえを工夫すれば魅力であるポリポリ食感を、しっかりキープできますよ!賢い冷凍術を覚えて、これから旬を迎えるきゅうりを、ムダなく食べきりましょう♪

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「冷凍野菜」と聞くとみなさんはどんなものを思い浮かべますか?
枝豆やコーンなどの定番以外、「野菜は冷凍できない」と思っている人は意外と多い印象です。

でも実は、ほとんどの野菜は冷凍してもおいしく食べることができるんですよ。
例えば、今回紹介する「きゅうり」も、冷凍保存することができます。



ただ、「きゅうりを冷凍したら、ぶよぶよの食感になって不味かった…」、という経験がある人もいると思います。

きゅうりのように水分の多い野菜は冷凍によって食感が大きく変化するので、「冷凍するとまずくなる」とイメージを持たれがちです。

ちなみにきゅうりの場合、ぶよぶよの食感になってしまうのは完全に凍るまでに時間がかかるためです。ゆっくりと凍ることで氷の結晶が大きくなり、細胞壁が壊れてしまって食感が変わるのです。

なので、ひと工夫凝らして凍るまでの時間を短縮すれば、食感の変化を最小限に抑えることができますよ。さっそくその裏ワザをご紹介します!

ポリポリ食感をキープ♪「きゅうりの冷凍術」

きゅうりの食感をキープするには輪切りと塩もみがポイントです!
さっそく下ごしらえしていきますよ~。

1. きゅうりを板ずりする。



塩をかけて、まな板の上でゴロゴロと転がしましょう。表面のイボが取れて滑らかになるほか、独特のアクが抜けます。

2. 薄く輪切りにする。



3. 適量の塩で、塩もみする。



塩を入れることで、きゅうりの水分を抜きます。きゅうり1本当たり、3つまみほどの塩を振りました。



ボウルなどに入れてもんでもよいですが、洗う手間が省けるのでポリ袋に入れました。

4. 水気をしっかり取る。



ここがポイント!しっかりと水分を取ることで、食感の変化を抑えられます。

5. 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れる。



これでOK。輪切りにし水分をとって冷凍することで、凍るまでの時間を短縮できます!

食べるときは、解凍せずにそのまま料理に使うとよいですよ。
サラダにする場合は、凍ったまま他の野菜と混ぜてドレッシングをかけたり、ツナマヨと和えたりしましょう。



冷凍きゅうりでポテサラ作ってみた!ポリッポリ♡

今回は、冷凍きゅうりをポテトサラダに入れてみました!



じゃがいも2個の皮を剥いて、細かく切ったら600Wでレンチン。温かいうちにマッシュして、マヨネーズ(大さじ3)、からし(小さじ1)、細かく切ったスライスハム(2枚分)と、冷凍した輪切りきゅうり(1本分)を混ぜます。最後に黒こしょうを適量かけて出来上がり。

きゅうりのポリポリ食感がたまらないポテトサラダに仕上がりました!一度冷凍しているとは思えない風味と食感ですよ♪おすすめです!



冷凍保存したきゅうりは約1か月保存できます。

ただし、この方法は輪切りして塩もみするという手間がかかるので、正直、すぐに食べてしまった方が早いです(笑)。そのまま食べた方が風味も食感も良いので、普段はあまり活用しない冷凍法かなと思います。

ただ、きゅうりをたくさんもらった時や、スーパーできゅうりが大袋で特売されているときなどにはきっと役に立つはず!
冷凍ストックにしておけば、切る手間なくすぐにサラダなどに使えて便利ですよ。

冒頭にも書きましたが、ほとんどの野菜は冷凍できます。
冷凍方法を知っておくことで、野菜を捨てる機会が減ったり、料理の時短ができたりと便利なので、この機会にいろんな野菜の冷凍方法を知って、試してもらえるとうれしいです。