スタバのアイスティー、新入りバイトが“必ず一度はハマる”神カスタム「プラス55円で劇的に旨い」

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 はじめまして。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。10年ほど勤めていました。
 今回は軽く事件の香りが漂う「知る人とぞ知る」を枕詞に、スタバのアイスティーについてお話ししたいと思います。この事実を知ると「私、ちょっとばかしスタバには詳しいよ」という顔ができるようになるので、皆様必見です。

◆ティー頼んだことある?

 スターバックスに来たものの、コーヒーはあんまり得意ではないし、甘いのもあんまり好きではないという人は一定数。いや、けっこうな人数いる。そしてそういう人たちは皆、こう言うのだ。「紅茶って何があります?」。

 2016年にスターバックスコーヒージャパンが展開を開始したTEA(茶類)のブランド「TEAVANA(ティバーナ)」は、現在もそんなお客様のハートをガッチリ鷲掴み続けている。

 TEAVANAのブランドコンセプトは「TEA REIMAGINED」。翻訳すると「TEAを多彩に変えていく」だ。TEAの楽しさを無限に生み出し、お客様のTEA体験を豊かなものにすることを目指すという、熱い情熱が溢れている。

◆こんなにあるんかい

 そのコンセプト通りTEAの種類は多く、初めてTEAのメニューを見たお客様は「こんなにあるの?」などと驚かれる。店舗で楽しめるストレートのホットティーは6種類。

【イングリッシュブレックファースト】
→アッサムなどのインド産の茶葉をベースに、スリランカ産の茶葉をブレンドした紅茶。ミルクとの相性も良い。

【アールグレイ】
→華やかなブラックティーにベルガモットエッセンスを組み合わせたブレンド紅茶

【カモミール】
→シトラスとカモミールを組み合わせた、柔らかいフローラルの香りを感じるブレンドハーブティー。カフェインなしの紅茶ならこちらがおススメ。

【ユースベリー】
→パイナップルやマンゴーなどをブレンドしたホワイトティー。ハイビスカスと酸味のあるアップルで仕上げたフルーティーな味わいの紅茶

【ほうじ茶】
→世界に誇る日本茶。厳選された茶葉を使用し、香ばしく豊かな風味が特徴。

【ゼンクラウド ウーロン】
→中国の山奥、標高約850メートルの茶畑で育った茶葉を使用した。世界的にも有名なZEN(禅)の名前がついた紅茶

 どの種類を選んでも値段は統一で、トールサイズ480円、グランデサイズ525円、ベンティサイズは570円。

 そしてショートサイズはドールサイズと同じ値段の480円なので「ショートサイズください」とオーダーされるお客様に関しては、スタッフがすかさず「お客様! ショートサイズとトールサイズは同じ値段ですので、大きいほうを頼まれてはいかがですか」とトールを推されるケースが多い。そして、そのスタッフの圧からトールを選ぶというのがデフォルトの流れである。

◆スタバのアイスティーを知ってるか?

 そして、アイスティーに関しては、常時2種類が用意してある。「ブラック」と、「パッションティー」だ。

 アイスティーの「ブラック」はそのまんまブラックティーの意味で、オーソドックスな紅茶と思ってもらってよい。ミルクを入れても、甘みを足してもおいしい。

 そしてもうひとつの「パッションティー」は、爽やかな酸味が特徴で、綺麗な赤色をした、ハイビスカス、オレンジピール、シナモンリコリストがブレンドされたハーブティーだ。こちらに関しては、分離をしてしまうのでミルク類を入れるのはご法度。

 元スタッフの私のおススメは、パッションティーに甘みを足すこと。無料で提供されるガムシロップよりも+55円(店内価格、持ち帰り価格54円)で楽しめるカスタマイズのバニラシロップ追加を強くおススメする。これはマジで美味い。私の記憶が確かなら、新入りバイトが必ず一度はハマるカスタムだ。